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(回答先: すみません、小沢一郎支持は撤回します 投稿者 有島実篤 日時 2009 年 4 月 30 日 09:29:39)
有島実篤さんが小沢の「重大な変節」と指摘されているのは、20年以上前の国会での発言ですね(最近ネットでやたらと話題になっている)。
終始一貫した姿勢を保つことは政治家にとって必要と思いますが、君子豹変という故事もあるとおり、大人の変節は必ずしも悪いことばかりではないと思います。
小生は、小沢の現在の靖国に対する態度(A級分祀問題も含めた)は、必ずしも賛成ではありませんが、現実的解決策として、それはそれでありと考えています。
それよりも、彼には、彼にしかできない、戦後政治、あるいは明治以来の日本の政治体制に大転換を図るという歴史的使命、役割があります(詳しくは「自民党政治の終わり」野中 尚人、ちくま新書参照)。
だからこそ、旧勢力側の意識的、無意識的の必死の抵抗が噴出しているのでしょう。
一転の瑕疵も認めないという政治的原理主義は、何をやってもダメ、何をやっても同じという政治的ニヒリズムに通じます(共産党の、結果的に敵に塩を贈ることになる選挙戦術はその典型例ですね)。
小生が敬愛する吉本隆明翁の言葉を借りれば、「だいたいでいいじゃない」でいいのではないでしょうか(あるいは「重層的非決定」ですね)。
何はともあれ、自公政権をストップさせなければならないのですから。
そして、小沢一郎以外では、政権交代が実現したとしても見せかけで終わるか、長く混乱が続いて結局元の木阿弥で終わるか、そのどちらかだと思います。