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(回答先: 人間の善意を信じます 投稿者 有島実篤 日時 2009 年 2 月 13 日 23:34:36)
http://blogs.yahoo.co.jp/kamasuzuminoru
2009.02.19 北海道新聞朝刊地方ページにこんな記事が載りました。
実際にはコメ2トン、布団も200組を超えているようです。
「なんもさなポート」が経営し、元ホームレスなどが利用する食堂「あそびば」は、3月15日まで限定ですが、ご飯物を一律50円値下げし、「善意」を還元しています。朝食は150円になりました。
【北海道新聞の記事】
「私もパートで、勤務日数の少ない月は貯金を下ろしながら生活しています。失業のニュースがあまりに多く胸が痛みます。入寮されている方が安心して暮らせるよう祈ります」。十キロ入りの米袋の一つには、こんな手紙が添えられていた。
ホームレスの自立を支援する札幌市北区の市民団体「なんもさサポート」(中塚忠康所長)。路上生活者を寮に受け入れ、衣食住を提供しながら、職探しから自立までを支えてきた。
大量解雇が始まった昨年秋以来、寮の入居者が急に増えた。布団とコメが足りなくなり、新聞紙上で食料と寝具の寄付を呼びかけた。
それから二週間。寄付を申し出る電話は鳴りやまず、ビニール袋にくるんだ清潔な布団や、米袋を事務所の玄関先に置いて黙って立ち去る人の姿が、絶えなかった。
全道から集まった寄付は、布団百五十組、コメは約一トンに達した。「こんなに集まるなんて、ほんとにびっくりしました。世の中捨てたもんじゃありませんね」。真鍋千賀子相談員は、少し目を潤ませる。
寄付を寄せたのは、決して裕福な人ばかりではない。むしろ、年金生活の高齢者や女性の姿が目立った。その中に一人、真鍋さんが忘れられない人がいる。五十代半ばの女性だった。
「私の息子も行方不明です。もしかしたら、いずれこちらにお世話になるかもしれませんので」
女性はそう言って、コメ十キロと布団を真鍋さんに託した。そして名前も住所も言わず、また雪道を一人帰って行った。(佐藤千歳)
【写真説明】寄付された大量の布団を整理する真鍋相談員