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(回答先: 生活保護、介護、年金など公的制度の利用は個人情報公開を 投稿者 有島実篤 日時 2009 年 2 月 05 日 11:31:13)
個人情報保護という「プライバシーの保護」という一面からだけを見て結論してしまうのではなく、色々な視点から考え、より良い道を模索することこそが大切です。
例えば伝染病の人が、病気であることを隠したら治療もできませんし、病気を他の人に感染させるような「他人の迷惑になる。」という側面もあり、場合によっては「本人の自由を束縛することになっても隔離が必要となる」のです。
日本国憲法の理念的には、公共の福祉は個人の権利に優先し、個人の権利は国家の権力に優先します。
つまり、基本的には、みんなが譲り合うことによって良い社会を作るためには「ワガママ」は許させないということですが、一番許させないのは国家のエゴというワガママでもあります。
みんなが幸せになる社会を築くためには「個人・集団・国家というそれぞれのレベルにおけるワガママ」を見定めていく必要性があると言うことです。
今回のご意見は正論ですので、拍手を送らせていただきます。