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ヒトは如何に生きるべきか。
(A)
(格物) ヒトは、物事・人々・社会の実態を、ありのままに知るべきである。
(致知) ヒトは、様々な人々の様々な知識を、的確に理解すべきである。
(誠意) ヒトは、自分の心を、こだわりのない状態にすべきである。
(正心) ヒトは、自らを公平な判断ができる状態に、保つべきである。
(修身) 以上を修身という。ヒトは自らの身を修めるべきである。
(斉家) ヒトは、身近な人々の中で、自らの徳性を発揮すべきである。
(治国) ヒトは、自らが属する国で、自らの徳性を発揮すべきである。
(平天下)ヒトは、世界人類のために、自らの徳性を発揮すべきである。
(B)
(知止而后有定)ヒトは、ものごとを有りのままに知る状態に止(とど)まるべきである。そうすれば定見を持つことができる。
(定而后能静) ヒトは、定見を持つべきである。定見を持てば冷静な観察・考察が可能になる。
(静而后能安) ヒトは、冷静な観察・考察を行うべきである。冷静な観察と考察に基づけば、自分の判断に自信が持てるようになる。
(安而后能慮) ヒトは、自分の判断に自信が持てるようになるべきである。自分の判断に自信があれば、多方面の利益を総合的に考慮することが出来るようになる。
(慮而后能得) ヒトは、多方面への配慮ができるようになるべきである。そうすれば、初めて、よい結果を得ることが出来る。
(C)
(明明徳) ヒトは、自らの社会的な徳性を社会に明らかにするべきである。
(親民) ヒトは、人々を深く理解し、彼らが何を欲し、どのように考え、行動し、評価するのか、自分が何をすれば彼らはどのように反応するかを深く理解すべきである。
(止於至善)ヒトは、適切な判断を何時でもなしうるように、自分自身を維持すべきである。
たけ(tk)訳『大学』コメントなし版 http://homepage3.nifty.com/take_tk/honyaku/daigaku1.html
http://wiki.spc.gr.jp/moikomi/?%A1%D8%C2%E7%B3%D8%A1%D9