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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110404/t10015080971000.html
気仙沼 津波が海底10m削る
4月4日 5時4分
大津波に襲われた宮城県の気仙沼湾で、海底が以前よりもおよそ10メートル深くなった場所があることが分かり、専門家は、津波の巨大なエネルギーによって海底がえぐられたとみて、港湾設備の安全性を確認する必要があると指摘しています。
今回の震災で、宮城県気仙沼市の気仙沼湾には大津波が押し寄せ、甚大な被害が出ました。大阪市立大学大学院の原口強准教授が震災後に現地を訪れ、気仙沼湾の海底を音波を使って調査したところ、去年3月のデータと比べ、湾内の広い範囲で海底が深くなっていることが分かりました。特に気仙沼湾が狭くなっている付近の海底では、およそ10メートル深くなっていたということです。原口准教授は、津波の巨大なエネルギーによって海底がえぐられ、その土砂の大半は陸地に押し上げられたり、引き波で沖合に流出したりしたとみています。また、今回の調査では、震災の前と比べ、海面からの岸壁の高さが76センチ低くなるなど、地盤沈下も確認されました。原口准教授は「海底が深く削られたことで、港湾設備の安定性に影響が出ているおそれがあり、岸壁などを調査する必要がある。地盤沈下の影響も含め、こうした点を考慮して復興計画を考えるべきだ」と指摘しています。
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