ダライ・ラマ、引退の意向を表明

　【ニューデリー時事】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ１４世（７５）は１０日、
声明を発表し、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府首相へ自らの公的権限を
委ね、政治的引退を提案する考えを明らかにした。１４日から開かれるチベット
亡命議会で、最高法規に当たる亡命チベット人憲章の改正案を表明する。

　亡命政府のテンジン・タクラ秘書官によれば、提案は１４日になされる見通しで、
議会の承認が必要。委譲される政治的権限の具体的内容は明らかでないが、
同秘書官は「亡命政府幹部の任命式などに立ち会う儀礼的職務」が含まれると
説明した。

　声明でダライ・ラマは「私は１９６０年代からチベットの人々に選ばれたリーダーに
権限を委譲すると主張してきた」と指摘、「今まさにそれを実行に移す時が来た」と
強調した。

　ただ、ダライ・ラマはこれまでも政治的役割からの引退を希望し、そのたびに
支持者の続投要請を受けて断念してきた経緯があり、議会が承認するかどうかは
不透明だ。（2011/03/10-18:29）

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011031000849 　

コメント
01. 2011年3月11日 23:25:58: SG8Oxw7fk6 資産がたまったので不正蓄財で取り上げられないうちにとんずら？

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