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先日、リチャード・コシミズがアメリカからの帰国子女学者である苫米地博士に
嫉妬するがあまり、理由もなく噛み付き暴れだしたことについて記事にした。
その余韻か今度は特権を利用してやはりアメリカで学位を修めてきた小泉進次郎議員を
コシミズは口汚く罵りだした。
一政治家を一自称ジャーナリストが批判することはあっていいだろう。
60の老齢に達さんとするコシミズ、ポスト経済成長期の生き証人である
国際ビジネスマンのコシミズがまだケツの青い新人二世議員に苦言する、
それはそれで意義のあることかもしれない。
しかしその批判のあまりのレベルの低さにまたもや我々はあきれかえり、
言葉を失ってしまう。
コシミズの口から発せられた小泉ジュニアへの批判、いや中傷とは実に
以下につきる。
「アメリカの有名大学でMBAなんかとれるくらいの英語力あんの〜」
リチャードなどと英語圏で通用しますとでもいいたげなペテンの通名を使う
ジャーナリストが、まるで歌舞伎町のキャバ嬢「唯」ちゃんと同じくらいの
視線でしか物事をみていないことには果てしない慢性痴呆へのポテンシャルさえ感じるわ。
小泉が全米屈指の有名大学(コロンビア・ユニバーシティ)で政治学の修士号を
とったこと、それが実力に基づかない特権によるヤラセ行為であることを指摘・批判したいので
あれば、当然小泉の専攻である政治学、学者としての見識、インテリジェンスを対象に
議論を展開しないと意味はない。
それを全くしない、いや、できないような人間にジャーナリストを名乗る資格などない。
コシミズは小泉ジュニアがアルファベットの26字さえ書くことができない、などという
最低の次元のデマを流しては「初等の英語力」という5歳児くらいが対象になるような
基準だけでもって小泉の全てを斬って捨てようとしているのである。
コシミズはアメリカに留学さえすれば完璧な英語を駆使する人間へ改造されるはずだ、
などと思い込んでいるのかもしれないが、それはヨーロッパ言語を母国語としている欧州系人種
の話である。ネイティブスピーカーでない日本人にとっての英語力とはあくまで内容を争うことでしかない。
発音や語法やニュアンスなどといった初等・基本レベルの形式にまつわることで争うならアメリカの5歳児に
さえ勝てないのである。苫米地であろうと、大前研一であろうと、孫正義であろうと、同じことである。
アルファベットに誤字があった?それがどうしたのだ?そんなレベルでしか物をみれない奴が
コロンビア修士様にケチつけんじゃねえ。ちなみに大学院には外人のために英語矯正をする機関は
通常設けられてない。どういうことかといえば、大学院のレベルではそういう基本的なことはもう一々
争わないという前提があるのだ。だからハーバードの最高水準の政治学の講座に、日常会話に支障の
ある外人がワンサカいるのだ。
落合信彦にいわせると「英語がやりたいだけなら小学校に留学しろ」、ということである。
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