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(回答先: 〔ウィキリークス〕米国がフセインを誘導してクウェートに侵攻させた疑い(パパブッシュの戦争も卑怯なだったようです) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 1 月 06 日 17:08:00)
発信箱:エシュロンはどうした=布施広
尖閣ビデオにウィキリークス。昨年は秘匿情報の暴露が目立った年だった。
公電漏えいにクリントン米国務長官が怒ったのはもっともだ。
が、長官にあまり同情するのも失礼な気がしている。米国の情報戦略はそんなに「ヤワ」ではないからだ。
01年の同時多発テロ直後、空中警戒管制機(AWACS)に乗って
米国上空を飛んだことがある。空と地上の交信を広範囲に、
つぶさに拾うAWACSの能力は驚嘆すべきものだった。これでは携帯電話も全部聞かれているなと心配したほどだ。
他方、米連邦捜査局(FBI)はカーニボー(肉食動物の意)というメール傍受システムを持っていた。
「プライバシー侵害」と批判されて運用を停止したそうだが、訴訟を構えた民間団体の話によると、
主なプロバイダーはすべて、盗聴・のぞき見の対象になっていたという。
では公権力による「のぞき」はなくなったか。とても、そうは言えない。ブッシュ前政権は令状のない盗聴を米情報当局に認めていた。
米議会もこれを追認した。してみるとカーニボー以外のシステムがあっても不思議ではない。
米国が決してその存在を認めない「エシュロン」による情報収集も念頭に置かねばならない。
米英中心の通信傍受システムであるエシュロンは青森県の米軍三沢基地に一拠点を置き、主に旧ソ連や中国の動静を探っていたとされる。
冷戦後は欧州や日本の企業などの電話、ファクス、メールなどを傍受、自国企業に提供していたという
産業スパイ疑惑も浮上した。実にありそうなことで、国家規模の情報収集は「ルール無用」である。
そんな世界に私たちは生きている。ウィキリークスの暴露に驚く時は、それらの情報を政府がどうやって集めたかと考えることも大切だろう。
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20110106k0000m070141000c.html
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