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独りしゃべり
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2008年5月18日 (日)
宗教とアインシュタイン
こんな記事がアサヒ・コムに流れた。
宗教は「子供じみた迷信」 アインシュタインの手紙
2008年5月14日 11時09分
【ロンドン14日共同】物理学者のアインシュタインが晩年、ある哲学者への手紙で宗教について「子供じみた迷信」と否定的な考えを示していたことが分かった。手紙を近く競売にかけるロンドンの古書類競売業者ブルームズベリーが13日明らかにした。
手紙はドイツ語の手書きで、1954年に書かれた。アインシュタインは自宅でユダヤ教を学びつつカトリックの小学校に通ったが「神という言葉は、私には人間の弱さの産物という以上の意味はない」「ユダヤ教は他の宗教同様、極めて子供じみた迷信の権化だ」などと書いていた。
しかし自分がユダヤ人であることは「喜びであり、その精神性に深い共感を抱く」としている。
競売は15日。落札価格は6000−8000ポンド(約120万−160万円)と予想されている。
なにを感じるかはあなた自身です。
お釈迦様は悟りの真実を長年伝えられず、苦悩していた。そんな状態の時々の会話を、弟子たちが後の指導者になり、色々言い伝えたのが、今のお経だという人の研究もある。私の車時代のお客さんで、寺に生まれ、お経に疑問を持って、帝国大学を出てから、サンスクリットまで調べ上げた人もいる。一昨年93?歳で亡くなった。
http://yasuo-yaohide.hp.infoseek.co.jp/shaka.html
実は私は全く宗教心がないが、でも他人の宗教までは、イチャモンを付ける気持ちは全くなない。ただねェ、宗教の名を盾に争いをしているのは、全くいただけない。本来宗教を始めた人の心は、人間の愚かさを、時の長老が、神に仕立てて、いさめたのが始まりではないだろうか。人間の不可思議なことを、全て神のなせる業として、片付けてきた。それが、天動説でもある。
現在は宇宙の始まりまで計算される時代だ。ビッグバーンで始まった宇宙の始まりの向こうが、もうすぐ計算されるだろう。そこには、天地創造のキリストも釈迦も天照大御神ら神仏の居所がない。それで宗教家は慌てていろんな言い訳をする。ビッグバーンのスイッチを押したのが神だと。
ワシは宗教をするなとは言わない。ほどほどにと思う。金品で幸不幸を与えるような神がいるだろうか。本来神がいたら、そんな差別はしないと思う。小学校の頃日曜学校の神父に、「仏教徒ですばらしい人がいる。キリスト教徒で犯罪人がいる。どちらが天国に行けるか」という質問をした。神父はカトリックを信じた人だけに天国があると、聞かされて、その場でケンカして帰って以来宗教に不信感を持った。
こんなことを言うと、神仏の罰が当たると人は言うが、信じていないどの神から罰が当たるか、と聞き直す。まさか仏教徒がアラーの神から罰が当たるだろうか?
どこまでの愚かな争いを続ける人間のサガを、先人たちは予見して「神」という存在を創造したのかもしれない。
人間って、とても弱いものだ。それを何とかしたいと、ワラをもつかみたい気持ちで、八百万の神々を創造してそれに頼る。別に私自身もそんなに強くはないが、でもすがりつくようなことはしない。こんな悪態をついて、失礼なやつと思わんで下さい。私は悪人ではないし、善良な小市民であることだけは、報告しておきます。
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