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世界を動かす陰の支配勢力
210608 イルミナティの3つの側面(宗教統一運動・闇経済組織・戦争仕掛け人)
山澤貴志 ( 44 鹿児島 ITコンサル ) 09/07/11 PM08 【印刷用へ】
「オルタナティブ通信」さんがいうように、イルミナティ陰謀論が世に広まったのはキリスト教原理主義発であることは確かであろう。これは一種の宗教戦争である。
そして「イルミナティ」史全体を宗教史としてみることができるように思う。そこにあるのは一神教に取り付かれた白人たちの「エジプト(有色人種)コンプレックス」であり、なんとか有色人種たちを一神教的世界にとりこもうとする宗教的格闘の歴史である。
以下、ブログ「虚空と君のあいだに」さんの考察 リンク を参考に、「宗教史としてのイルミナティ」についてまとめてみた。
イルミナティの本流はピラミットのマークでもわかるとおり、エジプトにその源流を遡る。
そしてイルミナティは振り子のように、エジプトからうまれた思想のうち、ミトラ教(原一神教)とヘルメス学の中で、揺れながら現在に至っている。ヘルメス学とはエジプトとヘレニズムの融合を志向する学問で、神秘主義思想である。これは一種の白人のエジプト(有色人種)コンプレックスの裏返しであるが、この流れの中からテンプル騎士団→北欧神秘主義(スウェーデンボルグ)→ヒッピー以降のニューエイジムーブメント(表面的には白人至上主義への反省を見せつつも根本にある終末思想は変わっていない千年王国思想)へとつながっている。これらは大きくはワンワールド思想という思想性を持つ。
他方、カソリックは当初、異教であるヘルメス学とは対立していましたが、その学求的な恩恵を手にする一種の「バチカンのマネーロンダリングシステム」としてイルミナティとの接近を行います。そしてロスチャイルドがその金庫番として勢力を拡大していくことになります。そしてバチカン自身も教会合同運動として、今まで排除していた対立していた他宗教を取り入れる「帰一運動」を展開していきます。こうしてカトリックもイルミナティ的なものの一部となっていったのです。
他方米英系フリーメーソンの中からは、ヘルメス学の持つ、エジプト(有色人種)との融合ではなく、アングロサクソン至上主義へと傾斜する流れが生まれます。ここからイルミナティとしては異端であるCIA・D・ロックフェラー陣営(アジアでは統一教会系組織が含まれる)が形成されていきます。彼らはロスチャイルドがつくりだした「共産主義」VS「反共産主義」という対立軸の中で勢力を拡大させていきます。そしてキリスト教原理主義をバックボーンにしつつシオニズムとは連係して金儲けをたくらむ軍産複合体勢力でもあります。
このようにイルミナティといっても「白人一神教の有色人種コンプレックスとしての世界宗教統一運動」という宗教運動的側面、「カトリックのマネーロンダリングマシンとしての科学追求サロン」という闇経済組織的側面、そして「共産主義」VS「反共産主義」という対立軸の中でつくられた戦争仕掛け人的側面の三つの顔があるというべきなのかもしれません。そして、この3つのイルミナティは時に対立し、時に共謀し、勢力を世界に広げてきたということではないでしょうか。
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