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世界が注目する日本人の可能性6〜他には無い特性を持つ日本人の観念体系・言語〜(日本文明自体が大吟醸の宗教と言えそうです)
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/743.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 12 月 26 日 12:19:04: 4sIKljvd9SgGs
 

http://blog.trend-review.net/blog/2010/12/001840.html#more
2010年12月24日
世界が注目する日本人の可能性6〜他には無い特性を持つ日本人の観念体系・言語〜
前稿で、日本文明のの基底部をなす縄文文明を扱いました。さらに、その基底部にある日本人の頭の使い方にも特徴があります。
それは思考するための道具である観念体系という意味でもそうですし、そのベースとなる言語そのものでも他民族と違いがある、という話です。


写真は 知られざる人類婚姻史と共同体社会 さんからお借りしました(下も)


興味のある方は↓お願いします。


まず、観念体系について。
るいネット から
日本人の可能性 共同性の差がもたらす東洋・西洋の観念体系の違い

西洋人/東洋人(その中でも日本人)の民族性の違いは、人間の本性である共同性がどれくらい残っているかによって規定されています。(『人類の本性は共同性にある』)東洋であれ西洋であれ、始原人類はこの共同性を育みながら、共認充足を最大の活力源として何とか生き残ってきた存在です。
約5000年前にイラン高原で勃発した人類最初の略奪戦争は、玉突き的に東西に伝播していきますが、皆殺しが常態となっていった西洋に比して、東洋は支配・服属という形が主流となります。特に、日本列島では、大規模な略奪戦争は発生せず、中国大陸の負け組みが渡来人として定着していきました。
この大規模な略奪戦争の有無によって、西洋人、東洋人、日本人、それぞれの共同性に大きな差が生まれ、民族性の違いを生んでいます。つまり、皆殺しにまで発展した戦争を経験した西洋人は周囲に対する警戒心が高まり共同性が失われ、そのような戦争を経験していない日本人は警戒心がそれほど高まることなく共同性が保持されています。
この「共同性」が影響を与えるのは、何も人間関係だけではありません。共同性の根本にある自分と相手を同一視する機能は、観念機能のあり方にも大きな影響を与えます。(対象物である自然との同一視を通じて作り上げられた日本の観念体系と、自然を警戒すべきもの→征服すべきものとして捉えて作り上げられた西洋の観念体系)

この観念のあり方の違いが、その後の文化・芸術の発展過程をも分けていきます。日本では、できるだけ主観や自身の感情を排して対象をありのままに描写する方向で文化・芸術が発展していきますが、西洋では自身の感情を(大げさに)描写する方向で発展していきます。(日本の浮世絵⇔西洋の宗教画/日本の俳句⇔西洋の叙情詩)

1970年前後、ヨーロッパ(特にフランス)において、西洋の(主観的な)言葉・観念のあり方が大きく見直される中、最終的に注目されたのは「俳句」でした。俳句では自然への描写を重んじるだけでなく、先人たちが築き上げた「型」に当てはめることによって、言葉の使い方にまで人間の主観的な要素が入り込まないようにしている様式です。(そして、今ではフランスの中学・高校で「俳句」が教えられています)

自然への同一視、共同性が残っていたため、ここまで人間の主観を排除し続ける観念体系を築きあげることができたのでしょう。このような観念機能のあり方(頭の使い方)によって、現実を直視し続け、その本質をつかみ出すことができると考えています。


 主観を排し、対象に同化する力は、サービス業(広い意味で教育や医療も含めて)で発揮されますね。実は日本のサービスの質は世界的に見てダントツに高品質と言われています。特に、どのレベルでも(三ツ星レストランだけではなく、巷の食堂でも)心のこもったサービスが受けられるということで評価が高いのです。同化能力の高さとそれに支えられた労働倫理規範の高さですね。
 また、この力は製造業にも大きな力を発揮します。作っているモノに同化し、それを使う人に同化し、その上作るための工作機械にまで同化して仲間扱いしてしまうのが日本の製造業の人たちです。だから、手を抜きません。日本製=高品質の代名詞はこのベースがあるからです。

次に言語について。


るいネット から
自然音を左脳で聞く日本語の凄さ

脳細胞をパソコンのハードだとすれば言語は基本ソフトOSである、は良く言われること。何を考えるにも言語を使って思考するからですが、もっと深くて、母語が何かによって、脳細胞のネットワークが変わってくる。基本ソフトを間違いなく効率よく動かすために、ハードが最適化されるわけです。
母音を言語脳である左脳で聞くために、同じような音である自然音まで左脳で聞くように脳を組織化している日本人。
子音をより明確に聞くため、子音のみを左脳で聞き、母音や自然音や音楽を右脳で聴く西洋人、アラビア人、中国人、その他大勢。母音を右脳で聞くため、まず右脳から音声が入り、それから左脳の言語野へ移動する。

そのため彼らは言語主体と、認知主体に断絶がある。だから必ず「I」と言う。日本人は認知主体も言語主体も連続しており、あえて言語主体「私」を発声する必要がない。
会話する人同士が周囲の状況を共有出来ている上で言語が成立します。あえて「私が」と言わなくて良いのです。

そして、言語は各民族の歴史風土から創られるもの。日本語は幸い、この日本列島でずーっと発達してきた。歴史風土と断絶が無い。ゆえに、音そのものにニュアンスがあることを日本人同士は了解している。これは世界では希な事なのだ。

また、言語は文字からも規定される。特に日本語は表意文字と表音文字の両方を使い、且つ海外から入ってくる概念をとことん翻訳しながら吸収したために、同音異意言葉が多く、漢字のバックボーンがなければ意味が判らない。常に漢字を頭の中でイメージしながらしゃべっている。ここから図象を扱う右脳と言語脳である左脳を同時活性化する。文章と絵画の両方に秀でた才人が、普通にいるのも日本人の脳だからだ。

言語脳である左脳で音楽も自然音も聞いてしまい、文章やマンガを読んで左右脳同時活性化させる日本人にとって、右脳マインド、左脳マインドは欧米人のものと少し異なるかもしれません。
何せ、小川のせせらぎを左脳で聞いてしまう脳ですから。

これらの特性はお互いに関連しているはずです。
これらが相まって、日本語と日本人の脳が出来上がっている。
明治期に日本語を捨てようとした動きがあったことは、考えればぞっとする。我々は日本語というOSがあって初めてこの日本人としての能力を発揮出来る。


 こうして観念を見ても言語を見ても、日本民族はなんと幸せな民族だったか、と思ってしまいます。
太古から、この日本列島で他民族に蹂躙されることなく、共同体性と言語を保持してきました。これだけ大きな規模の国家を運営しながら、それも世界の最先端を走りながら、この状態を際どいながらも保ってきた事は奇跡だと言えると思います。

 日本列島という、非常に稀有な地理条件によるところが大きいとも言えますが、この日本人の特性があったからこそ、弱肉強食の世界の中で保持し続けることが出来たとも言えます。そして、その特性こそが今後の世界で日本が必要とされる所以となるのではないかと考えています。

 次に日本人が使う文字を見てみましょう。


by ヒヒ at 20:17
コメント「自然音を左脳で聞く日本語の凄さ」というのは角田忠信という人の実験結果と思いますが、この人、その「理論」を捨て去っているはずですが。つまり、被験者によってかなり異なる結果が出ているということです。全てはもう一度、実験をやり直した方がいいですね。

 その程度の信憑性の薄い話をいまだに日本人論として(よせばいいのに、日本人優越性の理論として)後生大事にしているのは頭の悪いネトウヨ高校生ぐらいなものですよ。

 

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