http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/736.html
Tweet |
http://ameblo.jp/shuyan/entry-10337764210.html
宗教法人を隠れ蓑にした脱税行為は厳罰に
2009年09月08日(火)
Theme: 税務
宗教法人は、その宗教活動に対して法人税が課税されません。
とはいえ、営利活動を行えば営利目的法人のように当然に課税されます。
ただ、一般の営利目的法人の概ね半分程度の税金で済まされるようですが。
このように優遇されているのは、宗教法人の公益性を認めているからこそです。
だから、正しく活動している宗教法人に無意味に課税する必要はありません。
しかしながら、宗教法人を隠れ蓑に悪質な脱税行為をする輩もいます。
こういう連中については、厳しい処分を下すべきではないかと思います。
公益どころか、私利私欲のために宗教を利用している訳ですから。
参考↓『「DNAご神体」販売、10億円所得隠し』
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090907-OYT1T00585.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000585-yom-soci
(以下、記事を引用...)
金沢市の宗教家の男性(62)が、ガラス製の置物を「ご神体」として販売して得た所得を申告しなかったとして、金沢国税局から約10億円の所得隠しを指摘されていたことが7日、わかった。
重加算税を含め追徴税額は約5億3000万円に上るとみられる。男性は修正申告に応じているという。
指摘されたのは、石川県白山市宮丸町の宗教法人「歓信寺」で代表役員を務める教祖の男性。ご神体は高さ約30センチのガラス製で、上部には男性のDNA情報が入った電子チップが張り付けられているとされ、教祖の身代わりとして信者に1体100万円で販売されていた。
関係者によると、男性は2004〜06年の3年間に1100体を販売していた。
宗教法人の事務局によると、男性は宗教法人の設立や買収を試みたものの、失敗し、08年6月に「歓信寺」を1000万円で買収した。ご神体の原価は4万5000円で、「値段は信者が決めた」としている。
事務局は「実際に宗教活動を行っており、宗教法人を隠れみのにしたわけではない。税務署と見解の相違はあるが、修正申告に応じ、すでに追徴分の一部を納めた」と話している。
この「ご神体」の価値について、一概にはいえない部分もあります。
信者にとって、幾ら出しても全然痛くないくらい素晴らしいものかも知れません。
ただ、ちょっと儲け過ぎではないかという印象は受けます。
むしろ、公益性を損ねた活動になってしまっているように思われます。
こういった脱税行為が悪意の下で行われたなら、もっと厳罰にすべきだと思います。
宗教法人を隠れ蓑にするという、明確に卑劣な行為だからです。
元々が非課税なのですから、逆に重加算税はより重く厳しいものにすればいいでしょう。
本来、宗教と金儲けとは、相容れない関係である筈です。
それを悪用する行為は、決して許されてはならないことです。
一部には、宗教法人にも課税すべきだという意見を聞くことがあります。
私自身、この考え方はちょっとやり過ぎだろうと思います。
ただ宗教法人内でのお金の動きについて、報告義務を課すのはいいかも知れません。
課税目的の報告ではなく、脱税防止のための報告をさせるという意図です。
そして、報告のないお金については、すべて営利目的とみなしたらいいと思います。
現実化へのハードルは、限りなく高いような気はしますが。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。