2008-12-15 - ３羽の雀の日記
http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20081215

2008-12-15
妙観講とも仲良しですか？

昨日の話の続きです。瀬戸弘幸サンは、１１月１６日のシンポジウムの報告で次のように書いていました。

　さて、今回は『政教分離を考える会』の代表である小川○宣*1代表（写真中央）が初めて我々のシンポジウムに参加されました。

政教分離を考える会　　http://sk-bunri.jp/index.htm

　小川さんは創価学会と対立する日蓮正宗関係者とは協力関係にあるようです。この政教分離を考える会は全国で創価学会と公明党に対する批判キャンペーンを現在強力に推進しています。

　公明党はこの団体を警視庁と大阪府警に告訴したと、自党のＨＰでは書いてはいるが、まだ警察からは何の連絡もないし、またそのような呼び出しを受けるようなことは一切書いていないと胸を張られていました。

〔中略〕

　もし、この団体が捜査を受けるようなことがあれば、公明党が裏で画策して弾圧したということは明白なので、我々はその時は全力で支援していきたいと思います。

公明党が小川代表らを告訴したのは、同会が、「公明党が支持団体である創価学会のための全体主義（ファシズム）社会構築をめざしているなどとした虚偽内容」を記載したビラを配布したためだそうです。公明新聞の記事（１１月２２日付）によれば、告訴は１１月２１日に受理されました。同日、東京地方裁判所はビラの配布禁止等の仮処分命令も出しています。

ところが、「全力で支援していきたい」と書きながら、瀬戸サンはこの件に一向に触れる気配がありません。コメント欄でも、“リック”という人が毎日のように催促しているのですが、音沙汰なし。どうしてなんでしょう、不思議ですね。それとも、いつもの空手形として理解しておけばいいんですかね。

瀬戸サンも、政教分離を考える会が「日蓮正宗関係者とは協力関係にある」と書いていますが、柳原滋雄さんなどはもっと直截に、「日蓮正宗の謀略組織として知られる妙観講信徒らでつくるダミー団体」と表現しています。このあたりの話は私はよくわかりませんので、関心のある方は、「宗教団体、霊感商法による被害リンク集まとめ@Wiki：日蓮正宗」あたりからいろいろとリンクをたどってみてください。それにしても、これを見ると日蓮正宗にもいろいろと問題があるようですが、瀬戸サンは創価学会と対立している組織なら何でもいいんですかね。

この日蓮正宗・妙観講と関係が深いらしいのが、矢野穂積「市議」です。

Ｃ．Ｉ．Ｌ〈せとっちと幸福の科学のステキなコラボ〉でも追記されていたように、矢野「市議」は妙観講系の機関誌『慧妙』に何度も登場しているらしい。それは私は確認していないのですが、妙観講のホームページからは、矢野・朝木両「市議」の盟友である乙骨正生サンが発行人の『ＦＯＲＵＭ２１』のサイトにもリンクが張られていて、やっぱり何かしらのつながりがあるようです。

どっちにしろ、妙観講から送られてきたプレスリリースを、〈最高裁で、またも創価の敗訴確定〉として「東村山市民新聞」に全文転載するぐらいですから、関係が深いと考えて間違いはないのでしょう。トップページでも、

〈創価、夜陰に紛れ誹謗中傷ビラを配布！、最高裁でまたも敗訴確定！（08.07.10）〉

と見出しを打ち、

〈永田元議員の問題を報道するなら、マスコミは、こちらの方をもっと報道すべきでしょう！〉

などと意味不明な噛み付き方をしています（７月１９日付〈夜陰に紛れて誹謗中傷ビラを配布しているのは・・・〉、同２０日付〈「ニュースワイド多摩」あたりで勝手に“報道”してください〉も参照）。

ところが、どうやら妙観講系の機関誌『慧妙』も、しばしば名誉毀損で敗訴しているらしいのです（わたしのブログ〈逮捕者を出した妙観講に近い機関紙「慧妙」が本年、名誉毀損で２回敗訴〉〔２００８年８月３日付〕）。

しかし、創価学会の敗訴については自分たちに関係なくても大々的に取り上げ、マスコミにも「もっと報道すべきでしょう！」などと噛み付く「東村山市民新聞」は、これについては一切報じようとしません。自分たちの敗訴すら一切報告しない連中ですから不思議ではありませんが、そんな連中が「コミュニティＦＭ」を騙って公共の電波を占有し続けていいのか。

ちなみに、前掲「わたしのブログ」の記事によれば、『慧妙』側は、機関誌は敗訴しても日蓮正宗そのものの責任は問われなかったので「日蓮正宗は勝ったんだ！」などと宣伝しているそうです。矢野・朝木両「市議」も、どう見ても実質敗訴の和解内容を「実質勝訴！」と宣伝していましたが（事件の詳細はエアフォースの連載〈名刺広告強要事件〉を参照）、体質ってのは似るもんなんですね。

「市議会議員」の座にしがみつくだけに創価学会を攻撃するふりをし、そのために役立つならエセ右翼だろうがカルト臭い団体だろうが平気で手を組むというのが、矢野穂積・朝木直子両「市議」の本質と言ってよさそうです。

〔この記事は１２月１７日の夜にアップしたものです。〕

*1：名前の○は「束」の右に「刀＋貝」。

--------------------------------------------------------------------------------
投稿者コメント
瀬戸弘幸氏 は 妙観講 と関係があるのか？ 　

投稿者がコメント機能をカットして投稿したためコメントできません。 ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　重複コメントは全部削除と投稿禁止設定 　ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。　最新投稿・コメント全文リスト