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オウム真理教の教祖、松本智津夫は自分の高弟達にインドやネパールなどの
ヒンドゥー・仏教・チベット密教で知られる聖者の名前をつけて、それを
ホリーネームとしていた。
自分は一番トップなのだから、シヴァやゴータマなのか、といえばそうではなく、
麻原彰光という日本通名を使った。なんで松本智津夫から麻原彰光に変える必要などがあったのか、その理由は以下である。
1.「智津夫」(チヅヲ)という名前が膣、つまり女性器名を喚起させることを嫌っていたため。
2.松本智津夫の名前で警察からパクられた過去があるのを隠すため。
3.彼の通っていた極真空手道場の師範は、同じ熊本出身で通名を使う人物
(劇画作家、複数の通名を使う梶原一騎の実弟)であったため、その影響。
麻原というのは、極真空手の代表的な門人、芦原英幸から文字った姓である。
彰光というのは、その芦原の高弟で極真空手の代表的なスター選手、二宮城光からとっている。
ここいらが実情である。麻原彰光とはホリーネームというよりはリングネームに
近いものがあり、(空想)カラテ家としての自己を強く意識していたことがわかる。
松本はカルト団体の長となってからも挫折したカラテへの思い入れが強く、
坂本弁護士一家殺害にさいしては、カラテ経験者の端本に「正拳突き(カラテの
パンチ)で坂本を殺してしまえ」と命令している。そのため自宅で坂本を襲撃する
計画はもともとはなく、あくまで路上でカラテを使ってKOする実験を試みるはず
だった。端本はその後も、松本からK−1に出場するように何度も促されている。
現在では武道スポーツとして広く認知される極真空手も70年代の当時では劇画や
様々な有形無形のイデオロギーが介入し非常に幻想力あふれる社会存在であった。
その極真空手が威力を宣伝するために使ったデモンストレーションにおける手品的な
撮影トリックや洗脳効果はオウム真理教の「超能力」ギミックに影響を与えている。
オウム真理教と極真空手の共通点はその他にも驚くほどあるがここでは触れない。
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