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統一協会関係ニュース 2
統一教会で深刻な内紛が起きている。文鮮明教祖の3男である文顯進(厶ンヒョンジン、1969年4月10日生まれ)が、教会から独立することを表明したからだ。原因は「UPF」(天宙平和連合、2006年結成)議長を解任されたからである。新しい議長は文教祖の7男である文享進(厶ンヒョンジン、
1979年8月6日生まれ)。もともと文顯進は、世界原理研究会の世界会長(2000年)、世界平和連合の世界会長(2001年)就任をきっかけに世界講演ツアーを行い、来日もしばしばで、日本人信者にも支持者が多い。ところが文教祖は2008年に世界原理研究会の会長を7男に変更、さらに「世界平和統一家庭連合」世界会長に就任させ、宗教上の指導者に選んだ。さらに「UPF」の会長職をはく奪したのである。文顯進とその周辺にすれば「もはやガマンならぬ」というところである。このたびの内紛が統一教会の分裂に進む可能性さえ信者の間ではささやかれている。細かい情報はあるが、まずは文顯進名で公表された文書を紹介しておく。18日に韓国で行われる就任式に文鮮明教祖夫妻が出席するかどうかが注目されている。
有田芳生の『酔醒漫録』
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2009/11/post_015e.html