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(回答先: 似非右翼はちょ〜〜〜〜〜〜〜〜紳士!(笑)【リチャード・コシミズ・ブログ】 投稿者 こーるてん 日時 2009 年 9 月 18 日 15:55:35)
いやね、私もYoutubeとか好きで色々、新興のなんでもズバズバいう系の
「言論人」はいろいろ見たんですが、
リチャード・コシミズ(セミナー中心)
と
在特会の桜井誠(街頭演説中心)
というのは、結構、人気でいう両巨頭なんじゃないか、と。
まずね、前提として
1.フルタイムで活動をしている(サラリーマンの趣味でなく、この活動が人生のメインであるのが明らか)
2.強固な信念を持ち、定説を反復しつづける(予想外の発言するのはダメです)
3.一般の平均よりは知的である。(しかし東大医学部卒とかだとダメです)
これを満たしてないと、誰もついてこないというわけで、
リチャードも桜井氏もいいとこいっている。おかげで信者さんたちが
たくさんいます。動画なんかすぐ1万とかいきますしね。
どちらも戦後生まれの弁士が現実における、日本の現状を改善するためにどうするかを
争っていることは同じです。
根本的な違いとはなにか・・・といえば
まずに、リチャードは「欧米列強史を操ってきたユダヤ世界から独立すれば、そこには理想の東アジア共同体が新たな世界を築く時代がくる」という予見、判断をもっている。昔から多くの人間がいってきたことです。幸福の科学の景山民夫も同じこといってた。悪い奴を駆除すれば自然に平和がやってくるという、楽天史観が思想の根幹にあります。
桜井氏は全く異なる着眼をしていて、日本の主権国家としての不甲斐なさを改めることが何より大事だとしています。自らの精神構造の甘さを撤廃することの延長上で、対外政策も国内の不良政策も決定されるのだという、非常に厳しい取り組み方です。絵に書いた世界政治の仮説など糞食らえとばかりに、会長の桜井氏自らが街頭でリアルな常民を相手に訴えをおこしている動画が山ほどあがってます。
次に、リチャードを語る上で、重要なのは、彼が有名な中国語教授の息子で、中国人と結婚したことがあり、現在中国とのビジネスで生計をたてているということ。行き付けの飲み屋も中国人。その反動か、彼はユダヤ資本の傀儡たる朝鮮カルト人脈が全ての元凶だとハッぎり断言している。全ての元凶であるところの論拠は、どこにもない。
桜井氏の場合は、相手が朝鮮・中国・日本のどれであっても、尊厳ある主権国家日本の敵とみなすや容赦のない対応をみせている。数限りない桜井氏の街頭演説でも一番過激だったのは、日本人左翼、いわゆる自国の非国民への攻撃だった。自分の個人的環境をめぐる利害にふりまわされることでなく、現実に対応してきているから、敵がハッぎり見えている。
知的レベルでいうとどうなるかといえば、リチャードは青山学院の出だと口すっぱくいっていて、東大早稲田慶応などには及ばなかった2流の学歴持ち主、つまり東大→大手新聞社というような言論人の主流街道エリートでなく、出発点からしてオルタネティブとしての存在意義を持つのだ、ということを公言している。
桜井氏は経歴学歴不評であるが、在特会の活動を、既存の主たる政党勢力に対抗させようという意志を表しているので、東大→官僚の路線とも互角に張り合う覚悟は持っているようである。マイノリティーではあっても、目指すは主流であり、オルタネティブ、裏活動、趣味系は眼中にないようだ。桜井氏はもしかして東大に浪人したような人かもしれない。
まあ、各自、ご自分にあったネット言論人を応援すればいいのではないか。
私は正しさからいうと桜井誠が圧勝だと思うが、正しいより楽しいのもいいか、
という心のユトリを満たすにはリチャードのほうがアリのような気もする。