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私は日頃から、歴史はあるものでなく、作るものだ、という考え方を持っています。
ほっておいても、人間がそもそも存在しなくても、時間と空間の関係は普遍だから
歴史はあるじゃないかと思う人もいますが、空白のカレンダーを何千年分も印刷した
ところで、そこに書き込むことがなければ、何の意味もないということです。
何の意味もないことこそが、矛盾のない正義の状態なのだ、とするのはその人の
勝手ですが、現実では生きていけません。どうせ全てはコンピュータのプログラミング
に支配されてるから無駄だといって、任天堂のRPGを放棄するのは愚かであります。
また、修正主義者というのは、空想上の理想状態、均衡状態からいつまでたっても
抜け出せずに、現実から遠ざかっている人たちのことです。現実は常に矛盾と
不正義がつきまとうので、常に矛盾、不正義と戦いつづけないといけません。
どう戦いどう妥協するかという戦略を放棄することは、人生の放棄です。
観念上の正義を争って勝つのは自分だ、と言い張っても、それはあくまで
数学チャンピオンのようなもので、一つの能力でしかない。
ネットで精力的な政治、言論活動を展開する、リチャード・コシミズ氏(中国との
貿易を生業にする起業家)は、最近、保守だとか右翼だとかいわれる、
街宣活動や抗議運動を積極的に行うブロガー達を批判することが多い。
現実とは矛盾と不正義との断続的な戦いなので、論争結構、闘争結構です。
それはいいでしょう。それが我慢できない、自分の正義を無理に押し通すんだ、
ということになれば、もう浅間山荘のリンチになってしまうわけだから、
自由言論で争うのはよいこと、いや、必然的なことです。
それに反して、たとえば、黒田大輔(日本を護る市民の会)や
桜井誠(在特会)は「潰しあいはしない」としてあくまで反日メディア、
反日分子、カルトなどとターゲットにしていくから、同じ愛国者の言論人とは
争わない意志をあらわしています。だから、一方的なリチャードの批判に対して
まだ、黒田氏、桜井氏、せと氏などから、まとまった反駁はあがってきていません。
せっかく、論争をすれば面白くなるし、ネット内で繰り広げられた謎も
色々解明されるはずなんだが、それをやらない。仕方ないんで、私がやりましょう。
リチャードの批判@「似非右翼たる保守は、北朝鮮勢力である統一教会の傘下組織で
あり、日韓関係や、日中関係の分断がその狙いである」―答え。全く根拠なし。
どう彼らの演説をきいても、北朝鮮を敵国と認識しているのは明らかであるので、
この点に関しては、全くのでっちあげ批判でしかない。
リチャードの批判A「在特会の桜井誠は、通名を使っている朝鮮人である。」
―答え。全く、根拠のないでっちあげ。桜井誠氏の戸籍名が高田誠とした上で、
高田は朝鮮姓だと指摘。全く根拠がない。このレベルの話は止めたほうがいい、
まともな会員がいなくなる。金という名前の日本人だっているのだ。また、もともと
の朝鮮名と全く関係のない日本名を持つことも可能なので、高田が朝鮮の高だという
のは出鱈目もいいところ。
リチャードの批判B「似非右翼たる保守言論側が、在日を攻撃する背景は、
ナチスのユダヤ人狩りに非常に似ている。ナチスの正体はユダヤ人であり、
彼らは欧州に根付こうとしていたユダヤ人を無理矢理ユダヤとして隔離し、
イスラエルを建国させた。日本の似非右翼も正体は朝鮮人であり、日本国内に
定住する在日に無理矢理コリアンというアイデンティティーを刻み、
日本に反発させているのだ」―答え。全く根拠なし。ナチスの高官にユダヤ人は
一人しかいなかったはず。イスラエルの人口の多数層はソ連系であり、
欧州やアメリカからの移民は必要でさえなかった。右翼活動をする人間にコリアンが
多いのは事実だが、もともと右翼は九州の運動であり、九州と文化的に近い
コリアンがはまるのは自然なこと。桜井誠も九州人である。彼らが在日に対して
厳しい態度をとるのは、それだけ在日が在日である特権を利用して非道な行い
を続けているからである。その明らかな図式を完全に無視してまでナチスとの
比較などを行う理由はない。