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「全車両の移動を検索可能」:英国や日本の監視カメラ(動画) 2009年5月28日
http://wiredvision.jp/news/200905/2009052821.html
上記サイトは英国警察による巨大監視作戦に関する記事が掲載されている。
この巨大監視システムの概要について冒頭で次のように述べられている。
[ジョージ・オーウェルの小説]『1984年』に登場する、[市民の行動を監視する双方向テレビ]「テレスクリーン」など、
近所の店の監視カメラと同じくらい役立たずで善良に思える。
冒頭ではジョージオーウェルが描いたディスユートピアのハイテクがまるで時代遅れローテクであるかのように伝える。
それではジョーオーウェル的世界を超越する英国のスーパーハイテク監視網とはどのようなものだろうか。
記事から凡その概要をピックアップしてよう。
■英国の監視カメラネットワークには街角に設置されたもののほかに、車両向けとして、1日当たりおよそ1000万枚のナンバープレートを読み取れる『自動ナンバープレート認識』(ANPR)の大量のカメラも含まれる。
■読み取られたナンバープレートはすぐに中央コンピューターに送信・蓄積され、全国で共有される。
■データは5年間に渡って保存。今後は1日あたり1億件のデータを処理できるようにする計画
■このネットワークには、簡単なソフトウェアのアップグレードで、ほとんどすべての「それなりの機能を備えた」カメラを追加できる
■数の多さで有名な英国の監視カメラをネットワーク化して、ナンバープレートのデータベースと統合できる。
■理論的には、全国のすべての車が追跡される可能性がある。
■あちこちにある監視ネットワークで居所が追跡されるだけでなく、ナンバープレートを検索エンジンに入力するだけで居所がわかるようになる。
ざっとこのようなものだそうだが、ここで記事は読者に以下の注意を促している。
■すでに容疑のかかっている車両をスキャンして記録するために使用されるわけではない。
■容疑者や犯罪者以外の、罪のないドライバーも含めて、道路を利用するすべてのドライバーの動きを記録している。
もっともケント州警察本部長は「罪のない人々は、この記録の使用法について不安を感じる必要はない」とBBCに説明してはいる。
ところが記事は次のような事例を紹介している。
これは[動画に登場する]John Catt氏のケースで、65歳を超えているCatt氏は、これまで一度も有罪判決を受けたことのない反戦活動家だが彼の車がこのシステムで監視対象に指定された結果として、警官に止められ、「テロリズム法に基づいて脅された」という。
これを読んで何か思い当たらないだろうか。
なんの罪科もない普通の人々がある日を境に数々の不審な人物や車両から付回され様々な心理的暴力や生活妨害に晒される所謂集団ストーカー被害者が体験する『警察の付き纏い』である。
まるで警察防犯ネットワーク上の要監視対象人物にリストアップされてしまったかのように警察車両が身辺を徘徊し、どこへ行っても同じような出来事に遭遇するという。
してみればイギリスのスーパーハイテク監視網の技術は既に日本に移植されている疑いも出てくる。
そもそも日本の防犯ネットワーク自体が、
■アメリカの「環境設計による犯罪予防(Cri−me Prevention through Environmental Design)」
■イギリスの「状況的犯罪防止手法(Situational Crime Prevention)」
と、このふたつの米英のハード面の施策を参考にして構築されていったものとされている。
ちなみに、この施策は『犯罪防止に配慮した環境設計活動』というものだそうで、
道路、公園、駐車・駐輪場、公衆便所、マンションなど共同住宅での見通しの確保と『防犯カメラ』 (監視カメラ)など防犯設備の整備を進めるもの。
警察はこの施策を『1997年から2000年』にかけて研究・紹介・具体化し、本来警察の任務ではない『まちづくり』に口出ししたり、監視カメラの設置を進めてきたとされている。
『1997年から2000年』といえば、ネット上で集団ストーカー被害が爆発的に増加する少し前ということになる。
これは単なる偶然かそれとも『何か』を示唆するものなのか。