★阿修羅♪ > カルト7 > 181.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
俳優のトム・クルーズさんが、数々の「奇行」を理由に映画会社との契約を打ち切りにされてしまったということが報じられています(オリコン 8月23日17時16分更新)。
事実関係はよく分かりませんが、マスコミはトム・クルーズさんが入会している「サイエントロジー」という新興宗教の信仰そのものが問題であるかのように報じた部分や、「宗教にはまってしまった」といった表現もなされていました。もしも、この契約打ち切りの主たる理由が宗教上のものであるとすれば大変遺憾なことと思います。
そこで、サイエントロジーという宗教について私見を述べておきたいと思います。私はいくつかの宗教を遍歴していますが(現在も複数の宗教に関わっていますが)、サイエントロジーに関して言えば、極めて道徳的で真面目な宗教であると認めないわけにはいきません。
サイエントロジーのホームページによると、俳優のジョン・トラボルタさんは熱心な信者(サイエントロジスト)であり、彼がサイエントロジーの技術によって成功をおさめたことが証言されていたり、他にも世界で成功した人物たちの証言が掲載されています。
また、女優のアン・アーチャーさんもサイエントロジーのメンバーですが、私がサイエントロジーの集会に参加した時、アン・アーチャーさん本人がサイエントロジーの活動について熱心に報告する内容が上映されていたことがありました。
私は彼らと個人的に親しく接する中で、彼らの活動は外面的には世界中の人々を病苦や文盲、薬物汚染などから救うものであると同時に、人間の精神レベルを一段一段ステップを登るように科学的に綿密に練り上げられたプログラムを非常に真面目に修得しているように思えました。もちろん、実際にその現場も見学しました。
サイエントロジーの基本教義は、天才作家であったL.ロン・ハバード氏が発見した心身に関するテクノロジーを根幹とするものであり、『ダイアネティクス』という書物として体系化されています。同書は1700万部のベストセラーとなり、多くの人々から高い評価を受けていることはあまり知られていません。
宗教にはよくあることですが、サイエントロジーの技術についても、一見すると特異に感じる面もあるかもしれません。しかしそれは、それぞれに精神の扉を開く特定のプログラムに沿っているのであって、風変わりであるとか特異であるということによって非難さるべきものではないでしょう。
宗教というものは、常識を並べたものではありません。むしろ、宗教が単なる常識の域を出ない内容であれば存在価値はないとすら言えるでしょう。「宗教」と聞いただけで即座に偏見を持った表現で報道するような姿勢が見られるとすれば、やはり大きな問題があると私は思います。
http://plaza.rakuten.co.jp/godlove/diary/200608240000/