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中東歴訪中のローマ法王がモスク訪問、宗教間融和を呼びかけ【CNN】
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905100006.html
モスクを訪問したベネディクト16世=9日、アンマン市内(CNN)
ローマ法王ベネディクト16世は中東歴訪の2日目、ヨルダンの首都アンマンにある国内最大のイスラム教モスクを訪問し、イスラム教とキリスト教の間で融和と団結が必要であると強調した。
法王は演説の中で、イスラム教とキリスト教の共通の歴史が度々誤解を招いているとしたうえで、イスラム教徒とキリスト教徒が神の崇拝者として認識されるよう努力するべきだと述べた。
法王はまた、イラク国内に古代から続くキリスト教徒社会の基本的共存権が保護されるよう、国際社会に支援を呼びかけた。
バチカン法王庁の報道官によると、法王はモスク内部で祈らなかったという。
法王は8日から1週間の予定でヨルダンとイスラエル、パレスチナ自治区のキリスト教聖地を歴訪中で、法王による中東巡礼は、00年に前法王のヨハネ・パウロ2世が行って以来。11日にはテルアビブに移動し、イスラエルとパレスチナ自治区の訪問に乗り出す。
法王は2年前、ビザンチン帝国皇帝がイスラム教の預言者ムハンマドを「邪悪で非人間的」と語ったことばを引用し、イスラム世界との摩擦を招いた。法王は後日、皇帝のことばは個人的見解を表すものではないと説明し、事実上謝罪した。
法王はまた、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)を否定した司教の復権問題で、ユダヤ人社会との軋轢(あつれき)にも直面している。