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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0906&f=national_0906_210.shtml
サーチナ
2011/09/06(火) 21:03
江蘇省鎮江市に住む牛乳が大好きだった12歳の少年は、最近では牛乳を見るたび吐き気を催すようになった。もう何年間も飲み続けている宅配牛乳を少年は28日も飲んでいた。少年が何気なく手で口をぬぐった後、手の甲に奇妙な感触を覚え見ると、3匹の小さなウジが動いていた。少年の叫び声に驚き駆けつけた両親が見ると、少年の唇には2匹のウジがはい、瓶の中にはまだ数匹のウジが浮いていた。広州日報が伝えた。
宅配牛乳を製造した、大手牛乳メーカー、南京光明乳業有限公司は翌8月29日、ウジは輸送過程の問題だと説明しただけで、9月4日現在、詳しい説明は一切していない。
12歳の少年がこの問題の宅配牛乳を飲んだのは8月28日午前8時ごろ。騒ぎの後、販売店責任者が少年宅に駆けつけ、ウジの混入を認めたものの「光明乳業は大手メーカーで、生産と運送には厳格な管理制度があり、こんな問題はおこるはずがない」と述べた。
29日午後南京光明乳業有限公司の自称「生産課長」が少年宅を訪問し「飲み終わった牛乳瓶は一般的に玄関の外に置くが、時間がたてばウジも簡単にわく。牛乳配達員が新しい牛乳と飲み終わった牛乳瓶を同じケースに入れれば、ウジは新しい牛乳に移動する」などと説明した。
しかし、宅配牛乳の瓶の口は、プラスチックのふただけでなく、ビニールのシートで密封されていた。
少年の父親は牛乳の中に混入していたウジの数が多かったことから、メーカーの説明は信用できず、他の購入者にも同様の状況があったのではと疑っている。
メーカー側は1千元の見舞金を支払うと提案したが、少年の両親は「食品の安全にかかわること。納得できる説明を要求する」とこの申し出を拒否している。(編集担当:鈴木朋子)
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