http://www.asyura2.com/09/china02/msg/838.html
Tweet |
中国の台頭が油断がならない。南沙諸島の領有権を主張し、いくつかの島を実行支配。ベトナム船やフィリピン船に銃撃を加えたり、威嚇射撃をしたりしている。間近には空母を所有していることも明らかにしている。
膨大な人口を抱えていることによるエネルギーへの渇望圧力から外に膨張している、という自然現象を超えた何かが見えてこないか。次の超大国への道であり、それを操る勢力である。
アメリカは盛んに牽制しているように見えるが、どの程度本気なのかよく見極めていく必要がある。世界史の大きな骨組の改変を視野に日本も国家戦略を良く練っていく必要がある。(以前からも言い続けているが、大臣が泣いているようでは絶望的ではある)。状況を何とか打開していけないものか、気を揉む。
『金は暴落する!〜2011年の衝撃』鬼塚英昭/成甲書房‘10年から抜粋
・ロスチャイルドと金融エリート集団が持つ金塊は、世界の金塊の80%以上を占めるであろうと、私は推測している。金の地上在庫は、間近では16万トンともいわれている。このうち61%が1950年以降に鋳造されたものである。ロスチャイルドと金融エリート集団が、そのうちの12万トンほどを所有していると私は考えている。
・「究極のバブル」、金価格の高騰は続いている。しかし、どこかで必ず、バブルははじけるのである。その日は早ければ2011年であろうし、仮に遅くとも2012年であろう。1980年代の暴落が再び起こることは間違いない。ある時、崩壊が突然に、急速に起きるのである。
そして何が起こるのか。ロスチャイルドと金融エリート集団による金の独占である。そこで世界通貨・金の誕生となる。国家を超えた国家が、金により支配力を発揮する日がやってくるのである。
・私はHSBC(香港上海銀行)が金の価格を決定する最も重要な銀行であるとみているし、そのようにも書いてきた。
HSBCが先物取引所の金価格を自在に操っているということは、金デリバティブを操作して金価格を一気に下げる力を持っているということでもある。HSBCは金ETFの「SPDRゴールド・シェア」を管理している。このことは、HSBCが、ロスチャイルド金融エリート集団から世界の金の管理を委任された銀行であるということだ。
・ロスチャイルドの最終目標は、金をもって世界を支配することである。ロスチャイルドと金融エリート集団は実と虚の両面から金操作の方法を発明したのである。世界中に溢れる金の99%は間違いなくペーパー・ゴールドである。虚が実を装っている。また、実が虚を装っている。
・中国政府は外貨が不足すると、人民元を発行して香港ドルに替え、その香港ドルを売って米ドルを獲得して経済を拡大してきた。外国の企業は人民元を獲得して中国本土で事業を拡大する。それらの仲介をHSBCが一手に引き受けてきたのである。中国が今日のような経済大国になったのは、HSBCとこの巨大銀行を操るロスチャイルドと金融エリート集団の行動ゆえである。
・中国の人民元を米ドルに代わる国際通貨にするには、米ドルにはない強力な“武器”が必要となる。それは「金に裏付けられた人民元」の誕生となる。
アメリカは金を失い続け、ドルの価値を下げ続ける。そして中国がアメリカの代わりに人民元を金に裏付けし(部分的金本位制)、覇権を目指すことになる。HSBCは中国が金を大量に獲得するように動いている。
・HSBCは(中国)農村部でその存在を強化している。13億の人口の3分の2を顧客にすることを目標に掲げている。資金が不足している農村の人々に、資金を大きく提供し続けている。
HSBCは中国の地方を支配し続けている。北京の共産党指導者たちはHSBCに地方の財政を一任している。地方での金融セクターはHSBCの支配・管理下に入っている。
HSBCは中国を借金漬けにした。これは、債務通貨に仕上げた人民元を目の前にして、人民元を超えた人民元をHSBCが獲得したことを意味する。
・ここに中国という国家とは何かが見えてくる。人民元をコントロールしているのはHSBCであることが明らかとなる。香港ドルと人民元ゆえに中国政府は巨大な米ドルを獲得し、世界中の資源を買い漁っている。
HSBCとSCB(スタンダード・チャタード銀行)はロスチャイルドと金融エリート集団の意向に添って中国の資源漁りに協力している。
・ポール・ウォーカーは何のために2010.6.7に日本にやってきたのか。その答えは、「投資家が手を引けば金価格は2011年に大幅に下落する可能性があるだろう」の中にある。
…ロスチャイルドと金融エリート集団は2011年に金ETF(金価格に連動する上場投資信託)のSPDRゴールド・シェアから、ジョージ・ソロスとジョン・ポールソンに手を引かせる可能性があるとポール・ウォーカーは語っているのである。
『ロスチャイルドと共産中国が2012年、世界マネー覇権を共有する』鬼塚英昭/成甲書房’09年からタイトルのみ抜粋
第5章 ミゼラブルな未来のシナリオ
<金融マフィアと中国共産党が世界を動かす>
(略)
終章 ロスチャイルドと共産中国が覇権を握る日
(略)
・国家戦略の重要性を特に認識すべき時代ではないだろうか
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/782.html
・”国家戦略”は国家に保存され常に研究されつつ執行中であるか出番を待つべきもの
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/276.html
・Re: 日本には層の厚い「軍師」(=国家戦略家)の集団が必要
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/657.html
・志のある者は職業としての「国家戦略家(軍師)」目指して精進しよう!
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/283.html
・米日支配権力との戦後「4回目の戦略的に対決」に持っていけるかどうか
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/366.html
・(仁王像のノート)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/235.html#c2
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。