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中国事故、女児“生き埋め”寸前の恐怖…人命より事故幕引き?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110726/dms1107261134004-n1.htm
2011.07.26 夕刊フジ
中国高速鉄道の追突・脱線事故で、当局は26日になって地中に埋めた先頭車両付近を掘り出した。早々に救助活動を打ち切り、2歳女児が“生き埋め”寸前となるなど、隠蔽まがいの事故処理が内外の強い批判を受け、方針転換を余儀なくされた。ただ、すでに運転席付近は破壊されている可能性が高く、事故原因究明につながるかどうかは不透明だ。
政府の事故調査チームは現場に残されていた事故車両5両をクレーンで釣り上げて温州西駅に運んだ。さらには重機で解体して埋めてしまった追突車両の運転席部分についても同日、掘り出し作業を行った。今後、車両を詳細に調べるというが、どこまで公正な調査が行われるかは疑わしい。
中国当局の事故処理の異常さは発生直後から際立っていた。事故から約20時間後の24日夕には、捜索終了を宣言し重機による撤去を始めた車両から2歳の女児が救出され、「人命軽視」との批判も呼んだ。
「日本のJR福知山線の脱線では捜索は数日続き、運転再開は約2カ月後だった」。中国のインターネットにはこんな書き込みも。ほとんど検証しないまま、事故後2日で運行再開したことへの疑念も強まる。
安全への強い不安から“中国版新幹線”を観光の目玉に組み込んでいた日本の旅行各社も見直しを迫られている。
高速鉄道を利用した1週間程度の中国周遊ツアーなどを販売している大手旅行代理店のJTBでは、「事故原因の調査状況を注視し、安全を第一に判断していきたい」。
エイチ・アイ・エスは中国国内を回るツアーで、27日出発便から高速鉄道からすべてバス移動に切り替える。
中国旅行を専門に扱う東京都内の旅行代理店では、6月末の北京−上海間の高速鉄道開通に合わせ、インターネットなどで鉄道チケット販売の宣伝活動をしていたが、現状は「利用客の安全が確保できない現状を踏まえ、積極的な宣伝を控えている」という。
東京都内の別の旅行代理店の担当者は「事故原因が判明したとしても、高速鉄道をツアーに組み込むつもりはない」と断言している。
旅行各社はこの夏、中国への渡航者は約3割減を予想していたが、今回の事故で「さらなる落ち込みは避けられない」との懸念が広がっている。
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