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〇ベントレーは一人一台から複数台へ
中国人富豪は、ただ豊かになるだけでなく、その速度も速くなっているようだ。例えば自動車を所有することは、現代社会においてステータスを示す例の一つだが、「胡润財富報告」によると、中国にいる約100万人の富豪はすでに平均3台の自動車を所有している。
中国・河南省の農村出身であるケさんは、幼いころ父親が農業用の3輪トラクターを自慢していた事を覚えている。だが今、すでにベントレーを一台所有しており、北京の金宝ストリートでさらにもう一台新車を購入した。
クルーザーを売って儲けたという農村生まれの男性は「映画007シリーズを見ていたのでアストンマーティンが好きです。本当のことを言えば、フェラーリがもっと好きだけれど、それらは高すぎる」と気軽に話す。
富裕層となった中国人が、自転車をベントレーに買い替えることは、今や見慣れた光景となった。それは北京の街の様子を変えただけでなく、世界の自動車会社の販売戦略も変えたと言える。
〇フェラーリ購入者は世界平均の2倍
中国は世界の中でも一大自動車消費国となった。北京の中心街・故宮の近くに位置する金宝ストリートがそれを証明している。そこには、フェラーリ、ロールスロイス、マセラティ、BMW、ランボルギーニ、アストンマーティンといった数々の高級車販売店が軒を連ねる。
こうした高級ブランドは数年前に中国に入ってきたばかりだったが、今や世界でも有名な自動車販売エリアとなった。
面白いのは、ヨーロッパとは違った中国の消費者傾向だ。まず、購入者の年齢が欧米と比べ平均10歳ほど若い。これだけでなく、女性の比率が年々高まっている。
イタリア・フィアット社の統計では、傘下にあるマセラティの購入者が、欧州に比べて3倍、フェラーリの購入者が世界平均の2倍に上るのだという。
こうした中国における高級車販売の勢いはしばらく収まりそうにない。北京理工大学の胡教授は「高級自動車の人気はますます上昇していくでしょう。中国においてそれは富と社会的成功の証となっていますから」と話している。
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