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愛国教育が中国を滅ぼす http://www.page.sannet.ne.jp/mhvmhv/HannichiAikoku.html
−愛国教育・反日洗脳を止めよ、憎悪感と相互不信感は百害の基、11年2月
自分自身を滅ぼす−国民に教えるべきは【感謝貢献】の精神 志村英盛
1966年、毛沢東に造反有理という荒唐無稽なこじつけで煽動(せんどう)された
紅衛兵たちは、実権派といわれた政府高官や、良識あり社会の中堅である知識人を
多数、迫害・殺害した。貴重な文化遺産をことごとく破壊した。実に怖ろしいことであった。
愛国無罪と叫んで店舗を破壊した反日青年は21世紀の紅衛兵だと思う。
善良な市民が経営する店舗を破壊することは許すことができない犯罪行為である。
毛沢東の失政・大躍進政策と、彼の最高権力奪還闘争・文化大革命による
数千万人虐殺と経済破壊の歴史事実を隠蔽するため、中国政府は以前から
愛国教育と称する反日洗脳を行っていた。
江沢民は1994年、愛国主義教育実施要綱を発表して、幼稚園から大学までの
全教育課程において愛国教育・反日洗脳の一層の徹底運動を始めた。
戦後65年、誠実に国際平和に貢献し、発展途上国援助に尽くしてきた日本の実態−
今や世界の模範的平和国家・日本の実態を教えないで、
65年以前の軍国主義国家・日本の侵略を教えて、
それまでほとんどなかった対日憎悪感=「恨みを心に刻み込め」を、
1980年後に生まれた若い中国国民に、幼児段階から刷り込んだ。
この刷り込み効果は怖ろしい。日本の大学に留学し、平和国家・日本の現状を知っている
はずの中国人大学生にも、この愛国教育・反日洗脳の刷り込みが染みついており、
彼らは、わびれもなく、この平和国家・日本において、日本非難を口にする始末である。
愛国教育・反日洗脳は
江沢民の国際平和に対する重大な犯罪であり、
中国に百害をもたらす行為である。
徹底的に非難しなければならない。
以前から中国政府は、ことあるごとに日本に対して、「平気でウソをつき、
自分の悪事の責任を日本へ転嫁する」ことに良心の呵責を感じていなかった。
愛国教育・反日洗脳の徹底によって、大躍進政策の惨禍と文化大革命の惨禍を
知らない若い中国国民は、日系店舗に、文化大革命時のような不法な破壊行為を
行っても、良心の呵責を感じなくなった。
このような不法な破壊行為が中国政府に容認されるということは、法律に従って生活する
という規律を失い、人間としての倫理観、道徳、理性的判断力を失い、感情的・衝動的に
行動し、柔軟な発想を失って、偏った考えに囚われた反日青年、あえていうならば、
鬼畜と化す非人間的・21世紀紅衛兵を量産する。
倫理観、道徳、理性的判断を失った国民を、国家が量産する国が安定的な繁栄を謳歌する
ことはできない。ヒトラーのドイツ、スターリンのソ連が示している通りである。
国民から倫理観、道徳、理性的判断を剥ぎ取った北朝鮮の崩壊も時間の問題である。
愛国教育で対日憎悪感=「恨みを心に刻み込まれた」反日青年・21世紀紅衛兵は
中国を滅ぼす。
1979年以降、日本は中国の経済成長を援助するため3兆円以上のODA(政府開発援助)を
行ってきた。しかし、対日憎悪感の権化ともいえる江沢民は、日本に対する感謝の気持ちは
ひとかけらもなく、日本の誠実な経済援助の事実を中国国民にはまったく知らせていない。
その代わりに、中国全土に150館の抗日戦争記念館を作って、対日憎悪感を煽り立てて
いる。(光明日報(中国) 2007年6月19日)
対中ODAは、1979年に開始され、これまでに有償資金協力(円借款)を約3兆2079億円、
無償資金協力を1472億円、技術協力を1505億円、総額約3兆円以上のODAを実施
してきました。
過去のODA事業では、中国に道路や空港、発電所といった大型経済インフラや医療・環境
分野のインフラ整備のための大きなプロジェクトを実施し、現在の中国の経済成長が実現
する上で大きな役割を果たしています。
中国の駐日大使は「反日教育はやっていない」と言っているが、
実際は学校教育において、呆れるほど徹底した反日教育をやっている。
文化大革命時の紅衛兵のように、理性的判断力・倫理観・道徳を失った中国国民を
多数生み出すことは、国民制御不能状態をつくりだし、中国の国益を大きく損ない、
ついには中国を滅ぼすことになる。
現在の中国は、たとえて言うならば、日本の江戸時代的状況である。
党幹部は諸藩の殿様、家老、奉行に相当する。太子党として世襲的に絶対的権力を
享受している者が多く、腐敗・堕落・汚職の進行をどうしても止めることができない。
日本の江戸時代のように、権力者たちの犯罪は闇に葬られている。
軍関係者は武士階級である。さまざまな特権を行使し、社会的にも尊敬され、
恵まれた暮らしをしている。
相対的に数は少ないが、党や軍とのさまざまなコネを活用して成功した企業経営者は
江戸時代の裕福な町人にあたる。富裕層と呼ばれ「我が世の春」を謳歌している。
これに対して、多くの農村の住民及び農村からの出稼ぎ労働者は貧困に喘いでいる。
社会保障制度がない国では、病気になればひとたまりもない。
都市では底辺層の強い不満が渦巻いている
日本の江戸時代と大きく違うのは、極めて不完全ながら、情報社会化している。
交通網は整備されており、移動の自由はある。言論の自由はない。数万人の
サイバー・ポリスがおり、常時、インターネットを監視しており、党・政府批判は
直ちに削除される。
経済成長に伴って、貧富の格差の拡大が著しい。
このような状態で国民制御不能状態を創りだし、煽りたてたらどうなるだろうか?
繁栄の足元 数億人もの貧困層
北京郊外にあるアパートの地下2階、薄暗い廊下の両側にベニヤ板で仕切られた
40以上の小部屋があった。汗とカビの臭いでむせかえる。
半年前に四川省から上京、飲食店で働くBさん(19)の部屋は6平方米、ベッドが一つ。
家賃は(日本円換算)で月2500円。「地上の家賃は、最低約1万9000円。
今の月給(日本円換算)約1万5000円では、人の住む場所じゃないが、
地下にしか住めない」とBさん。
このアパートの地下の小部屋には60人以上が暮らしている。朝は一つしかない
トイレの争奪戦となる。ベニヤ板仕切りだから隣の会話は筒抜けだ。
中国メディアは、こうした地下小部屋生活者をネズミ族と呼び、
北京だけで200万人いると推計する。
アリ族と呼ばれる大卒のワーキングプア層から地下に転落する若者も多い。
河北省の農村出身で、北京の大学を卒業後も定職が見つからないSさん(24)は
「家賃高騰による庶民の苦しさを知っているはずなのに、政府は何もしない」と憤慨する。
世界の経済界が中国の富裕層、中間層をもてはやす一方、数億人もの貧困層が
中国の格差社会に強烈な不満を抱く。
貧富二極分化が進行するにつれて、水面下で膨らむ現状否定、体制批判は、
中国の激変につながる最大の不安定要因だ。
中国では今、食料品を中心に近年にない物価上昇が続いている。
昨年12月の消費者物価指数上昇率は4.6%。
インフレは貧困層を直撃する。1989年には天安門事件を誘発した。
インフレは、今は、ネズミ族、アリ族、出稼き労働者たちを苦しめている。
春節前の広東省深?市のバスターミナル。25時間かけて河南省に帰省する
自動車工場従業員Kさんは、「物価が高くなって家族への土産も買えなかった」と話した。
それでもKさんは幸せな方かもしれない。北京のアパートの地下小部屋に住む
山西省出身のRさん(22)は、電気コンロで昼食の支度をしながら、帰省ラッシュを報じる
テレビをぼんやり見ていた。定職もカネも窓もない暮らしだ。
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