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ムバラク政権崩壊:中国、波及警戒…ネットの政府批判削除
2011年2月12日 21時33分 更新:2月12日 21時36分:毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20110213k0000m030053000c.html
【北京・浦松丈二】中国外務省の馬朝旭報道局長は12日、エジプト情勢について「国家の安定と正常な秩序の早期回復につながることを望む」との談話を発表した。国営新華社通信も「国際社会は平和的な政権移行を求めている」との記事を配信し、混乱波及を望まない中国政府の立場を代弁した。
一方、中国のインターネット上では「次は中国の番だ」「エジプト軍は発砲しなかった。彼らは(天安門事件で発砲した中国軍とは違う)人民の軍隊だ」などと政府批判の書き込みが相次いだ。
中国当局はネット上に流れる政府批判を次々と削除。特にエジプト情勢が緊迫化した先月末からは中国版ツイッター(ミニブログ)でエジプト情勢についての発言を検索できなくする措置を取っている。エジプトでツイッターがデモ呼びかけに使われていることに神経をとがらせている模様だ。
「エジプトと中国では国情が異なる」(政府関係者)という意見もあるが、中国でも住宅や食料価格の高騰が続き、エジプトと同じように街頭で不満を訴えたいという欲求は高まっている。禁止されているデモも日時場所を申し合わせた「散歩」などの形で発生している。
中国政府系シンクタンクの中東専門家は「エジプトへの米国の影響力低下につながるなら中国は受益者だが、混乱が波及すれば国内にイスラム系少数民族を抱える中国にとって不安要因になるだろう」と分析している。
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