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サーチナ 1月21日(金)16時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110121-00000080-scn-cn
広東省人力資源・社会保障庁の欧真志庁官はこのほど、同省の最低賃金基準の引き上げを発表した。中国全土における最低賃金の上昇幅は、同省の引き上げにより、10カ月前の全国平均から約18.6%上昇する。新浪網、第一財経日報などが報じた。
同省による最低賃金引き上げの調整は、今年3月1日から始まる。同省は非全日制の労働者の最低賃金基準について、労働状況にふさわしい基準を設ける。同省の最低賃金引き上げにより、北京市、重慶市、江蘇省などの都市や省でも、同様に最低賃金の見直しが行われる。
同省による賃金基準の調整は、労働者の賃金を労働体系などにより4段階に分けられ、同省広州市など「第1類標準」では、企業従業員で月額1300元(約1万6000円)、非全日制の労働者で1時間当たり12.5元(約160円)までにそれぞれ引き上げられた。同市の最低賃金の水準は中国全土で最高レベル。
一方、南大学教育学院の韓兆洲院長は、同省の最低賃金の基準が過去2年間で増加した背景について、「実際上、“貸し”を返してもらっていることに等しい」と話す。韓院長は、中国の最低賃金基準の確定方法は、平均給与の一定比率に基づいて算定するという外国とでは“雲泥の差”だとも語り、同省における2009年の最低賃金水準は1380元(約1万7000円)だった、とする独自の推計から、同省の引き上げがまだ十分に行われていないことを示した。
(編集担当:金田知子)
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