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【新唐人2011年1月13日付ニュース】
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jap/society...
2010年12月、中国江西省南昌市のある食糧倉庫で火事が発生。火はまもなく消されたものの、後に取材を受けた消防隊員の話が思わぬ波紋を呼びました。"国家級のこの倉庫に食糧は大して保存されていなかった"と言ったのです。一体どういうことでしょうか。
台湾の"商業週刊"は、この火事で、中国には食糧の供給と需要に問題がある可能性が浮き彫りになったと報道。
2年前の2008年5月、中国工程院の袁隆平氏が"中国青年報"の取材に対し、中国国家食糧倉庫には水増しが存在すると発言。偽の帳簿を作って補助金を申請し、空の倉庫は別の用途に回すのだと明かしました。
後になって、袁氏は"毎日経済新聞"に対し、"調査の結果、状況はそれほど悪くなく、一部に水増しが存在するが、普遍的ではないことが分かった"と前言を撤回。しかし、ここ半年間、中国のインフレは止まるところを知らず、去年11月の消費者物価指数は前年比で5.1%も上昇。うち、食品価格の上昇率は11.7%に達しました。
"商業週刊"は、中国政府の発表として、2010年中国の食糧生産量は2.9%の増産で5.4億トンに達し、7年連続で伸びていると報道。温家宝首相も最近、中国の食糧備蓄は2億トンで物価を抑制できると発言しました。
しかし、食糧輸入量は急増しています。例えばとうもろこし。"ウォールストリート・ジャーナル"によると、2010年8月までで、中国はアメリカから120万トンを輸入。数年前までは、中国のとうもろこしの輸入総量は10万トンほどでした。
イギリスの"フィナンシャル・タイムズ"は、2010年中国の全収穫量は平年並み。ただし、都市化により農地が減ったため、トウモロコシの輸入量が15年ぶりの最高記録に達したと指摘。大豆の輸入量もここ5年で倍増。ほかに、ベトナムなどからも大量に米を輸入し、米の輸入量も例年を上回っています。中国の食糧輸入量が急増しているのは単なる自然災害による減産が原因なのでしょうか?あるいは、中国はこれから食糧輸入国に転じるのでしょうか。
"商業週刊"は最後、中国人のインフレに対する不安はますます強くなっているが、主な原因は食品価格の上昇だと指摘。供給不足、自然災害による凶作、投機マネーによる価格の吊り上げなどが原因です。このまま上昇が続けば、庶民の生活だけでなく、社会の安定にも影響すると結びました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2011/01/11/a4...
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