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【ワシントン=村山祐介】米国にとって「銀行」ともいえる中国には強く出づらい――。クリントン米国務長官が昨年3月にそんな悩みを外国首脳に吐露していたとの記載が、内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電に含まれていた。民主化の進展は中国指導部の「さじ加減」を尊重する、ともとれる発言もあり、経済重視で「人権棚上げ」と批判された当時の心情がにじんでいる。
公電は、昨年3月28日に国務省が作成したもの。それによると、クリントン氏は同24日、中国通で知られるオーストラリアのラッド首相(現・外相)とワシントン市内で会談した際、経済成長にともない国際社会での発言力を増す中国との関係について、「どうやって銀行に強く対処すればいいのか」とかじとりの難しさをこぼしたという。
クリントン氏はその約1カ月前に国務長官として初訪中したばかり。中国は村落レベルでは民主化が「目覚ましく進展している」と評価し、「指導部が許容できるペースで民主化が進み、生活水準が向上することを望む」と述べた、とも記載されている。
クリントン氏は初訪中の直前、人権問題で「金融危機などでの米中協力を損ねてはならない」と発言。滞在中の会見では、中国による米国債の大量保有に謝意を示す一方、人権問題では踏み込まず、米国内外で批判を浴びていた。
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