http://www.asyura2.com/09/china02/msg/694.html
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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1208&f=politics_1208_015.shtml
民間の内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露した米国の外交公電により、2009年に豪州のケビン・ラッド首相(当時)が、ヒラリー・クリントン国務長官に対して、「中国の胡錦涛国家主席の権力は、前任の江沢民氏に及ばない」と評していたことが分かった。多維新聞網が伝えた。
ラッド前首相はまた、胡錦涛国家主席の後継者とされている習近平氏について、「頭角を現すことができたのは、習ファミリーの軍内部での人脈によるところも大きい」と指摘したとされている。
12月4日付の英紙ガーディアンは、「ウィキリークス」が公表した米国の機密情報として、昨年3月にラッド前首相とクリントン国務長官の昼食会での談話の内容を伝えている。
これによれば、クリントン国務長官が、中国の経済的影響力の増大への「深い憂慮」を示したのに対し、ラッド前首相は、オーストラリアと中国の関係について「自分は冷徹なまでの現実主義者である」とした上で、「中国が積極的に国際社会に組み込まれることを希望すると同時に、中国に対応するための軍事力を整えておく必要がある」と述べた。さらに、自らが提唱したアジア・太平洋共同体構想の主な目的について、「中国の影響力を抑制することだ」と述べたという。
しかし、かつてオーストラリアの著名な外交官として知られ、ラッド政権でアジア太平洋共同体担当特使を務めたこともあるリチャード・ウールコット氏は、今回公表された米国の外交公電について、「完全に米国側の立場から会話の内容を“解釈”したもので、ラッド氏本人の意図ではない」としている。(編集担当:中岡秀雄)
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