http://www.asyura2.com/09/china02/msg/690.html
Tweet |
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1207&f=national_1207_113.shtml
中国の戴秉国国務委員(写真)は6日、「平和発展の道を堅持する」の題名の文章を発表した。「中国はまず13億の自国人民に対する責任を負わねばならない。同時に、世界全体の人々や世界の平和発展にも責任がある」と述べ、国際社会には、「われわれが自らの発展だけを考えているとの誤解がある」と主張した。国務委員は政府内で、副首相に準じる立場で、一般の閣僚よりも高い地位にある。
戴国務委員は、改革開放の当初から共産党が、「世界の平和と共同による発展を歴史的任務としてきた」と説明。そのため、中国はエネルギー、食料、気候変化、テロリズム、自然災害、伝染病、金融危機などの全世界的な問題や、朝鮮半島やイランの核問題、アラブ諸国とイスラエルの対立、スーダンのダルフール地区の紛争など、焦点となってきた問題の解決に、積極的にかかわってきたと論じた。
国際社会の建設において、中国は参画者であり受益者、建設者、貢献者であると説明。「現在の国際システムは完全無欠なものでない」と指摘した上で、変革を通じて改善し、より一層公正で合理的にする必要があると主張した。
自国の発展に関連して、「中国が発展すればするほど、世界に恵みがある」と主張し、中国の経済発展が世界経済に貢献し、数千万以上の雇用を創出したと論じた。
中国を批判する見方については「誤解が存在する」と説明し、中国は経済交流だけでなく、北京五輪、上海万博、広州アジア大会などのイベントによる交流強化を通じて文明的・民主的・開放的・進歩的で責任感ある大国のイメージを形作り、国際協力や平和維持活動など広い範囲で国際協力を行い、ウィン−ウィンの形の共同発展を進め、各種の戦略対話や交渉で、対立や誤解を解くよう、積極的に努力していると強調した。(編集担当:如月隼人)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。