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新唐人テレビより
www.ntdtv.jp/ntdtv_jap/economy/2010-11-11/447491436088.html
【新唐人2010年11月11日付ニュース】上海交通大学の蕭功秦教授は5日、ネットで文章を発表。中国の今のモデルは「強い国家と弱い社会」を作り上げ、結果、腐敗など5つの苦境が生まれたと指摘しました。
蕭教授は「中国モデルのメリットの背後にある五大苦境」という文章で、改革開放において、中国共産党が権力を独占したため、社会の自主的な発展が制限されたと指摘。結果、改革開放から30年をへた今、強い国と弱い社会という特殊な関係が出来上がったと述べました。
「強い国家と弱い社会」という体制は、発展の初期では効率よく社会資源が活用できても、社会の発展につれて、その短所も目立つようになったといいます。教授は、中国モデルの五大苦境を指摘しました。
まずは、腐敗。官僚の腐敗と法治にそむく身勝手な行為によって、法律などの制約で正すのは困難になりました。一部の官僚は、民衆の反発は不安定要素だとして弾圧します。こうして、官僚の腐敗から多くの問題が生まれました。
教授は「国は富み、民は困窮する」という苦境について、こう述べます。「政府機関と官僚は既得権益集団と結託して、政府の強大な税収力を利用し、社会から資源をしぼりとる。でも社会には、そのひずみを直す力がないため、内需が増えず、持続的な経済発展に影を落とす」
「政府機関と官僚は既得権益集団と結託して政府の税収力を利用し社会から資源をしぼりとる、社会にはひずみを直す力がないため、内需が増えず持続的な経済発展に影を落とす」
このほか、「二極分化」「国の病」「社会の創造能力の弱体化」などの苦境もあげられました。
教授は続けます。社会の矛盾がある程度までたまれば、集団の抗議事件などが多発。強権国家は「金で安定を買って」、矛盾を抑えつけます。矛盾が増える一方、安定のためのコストも上がり、社会の矛盾も多くなります。
歴史学者の蘇明教授によると、尋常ではない社会では、人々の怒りを招くのも当然だといいます。
歴史学者 蘇明教授:「中国社会では今市民の怒りが増す一方です、怒りの矛先は共 産党です。共産党もこの現実を分かっています。それで、これらを皆 敵対勢力または国家転覆を企むなどと 糾弾します。糾弾の理由は党の指導や社会主義改革への不満を広めたから。でも これで逆に党への不信や悲観な心理を招きます」
蕭教授は、これらの社会の矛盾がマグマのようにたまれば、爆発を起こすと指摘。こうして、頻度は低いものの大規模な危機や苦境に中国は陥るといいます。
蕭教授は湖南省出身で、現在上海師範大学の歴史学、および上海交通大学の政治学の教授であり、社会科学院の専門家でもあります。1998年と2004年4月、それぞれアメリカ政府と台湾政治大学から客員教授として招かれました。
新唐人がお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2010/11/08/a4...
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