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http://www.youtube.com/watch?v=M-ETZ_zGfT8
過激ゲーム 中国で大きな反響――警官への無差別発砲がリアルに再現
【新唐人2010年9月17日付ニュース】激しいバトルを繰り返すゲーム「ケイン アンド リンチ2ドッグ・デイズ」の日本語版が発売されました。現在、万博が開催中の上海が舞台になっていますが、容赦なく警官を殺すシーンが中国で大きな波紋を呼んでいます。
8月の末、中国では射撃などを含む、激しいアクションゲームが販売されました。ゲームの中では、海賊版を売るお店や雑然とした市場など、上海の町がリアルに描かれています。主人公はさまざまな武器を手に、警察官や機動隊などを射殺するなど内容はかなり過激です。
なかには、主人公が現場から逃走する際、周りの警官数十名に無差別発砲する場面もあります。リアル感を出すために、武器は実物を忠実に再現しました。
このゲームは世界で波紋を呼びました。中国のネットには、「これで天下の警官を殺せるぞ」との声すら出ました。
香港の新聞「太陽報」はこれについて、中国人の警官に対する極めて深い恨みが背景にあると分析。腐敗がひどく、庶民への暴力があっても、現実社会では警察に抵抗できないのです。
だから、そのうっぷんを存分に晴らせるゲームが多くの人に歓迎されているのだと述べます。
2003年、アメリカのメーカーが出した「コマンド・コンカー ジェネラルズ」というゲームには、天安門や三峡ダムを爆破する場面が出てきます。
ゲームのあらすじは、中国を拠点とするテロ組織が2020年に世界解放軍を結成し、大量に中国の武器を購入。真相を知った中国政府が彼らを追い出すと、逆に反撃されます。中国がミサイルを撃ち込まれ、アメリカも攻撃を受けるなか、プレーヤーはテロリストに戦いを挑みます。
ゲームが発表されると、当局は「反中国の内容」だとして輸入と販売を禁止。
市民からも、中国人の警官への恨みを挑発して、中国の安定を揺るがすことが外国のねらいだという声も出ました。
その一方、当局は自分に自信がないからこそ、敏感に反応するという指摘もありました。政府の腐敗や不祥事がなければ、ゲームであのように惨めな形で描かれはしないと揶揄しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2010/09/14/at...
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。
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