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【新唐人2010年11月5日付ニュース】10月31日の午後、オーストラリアに亡命している北京大学の袁紅氷元教授が東京の渋谷で再度、講演を行いました。袁氏は多くの証拠と実例をあげながら、中国共産党は、台湾、インド、そして日本を足がかりに、世界制覇をたくらんでいると指摘しました。
共産党のやり方について袁氏は、破壊的な資源開発とその利用、出稼ぎ農民からの搾取などを指摘。そこから得た巨大な経済力で、軍事、政治、経済、宗教、メディアなど各方面から世界へ向けて拡張するなか、台湾、インド、日本が重点となっていると述べました。
北京大学 袁紅氷・元教授
「中国の現行の戦略は簡単に言うと、人々の欲望を利用した――金による世界の買収。確かにこれは効果を上げています。そのため共産党の暴政に妥協的な言行が出てきました」
袁氏によると、共産党にとって最初の標的は、台湾です。独裁主義で、台湾の民主主義を消滅させるのです。さらに、共産党には2012年の台湾の総統選挙を陰で操り、国民党に政治和平協定を結ばせたあと、台湾を共産党の統治下におく企みがあるとも述べます。
中国が拡張する第2の標的は、チベットの自由を呼びかける国際社会の声。50年以上、共産党の圧政に抵抗してきたチベット族は世界の注目の的です。共産党は、インドを丸め込み、チベット亡命政府を追い出させる企みがあるほか、第3の標的は日本を共産党暴政の属国にさせることだといいます。
さらに続けます。
北京大学 袁紅氷・元教授
「中国は鉄のカーテンで自身を包み込んでいるので、多くの人は実のところ、共産党の本性を知りません」
新唐人が東京からお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2010/11/03/a4...
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