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「今後に不安」中国でインテリ・エリートの海外移民が加速(サーチナ)
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/600.html
投稿者 めむめむ 日時 2010 年 10 月 15 日 14:09:47: lmDW19lBDnz8g
 


以下転載開始

「今後に不安」中国でインテリ・エリートの海外移民が加速【社会ニュース】 2010/08/20(金) 15:32
Y! http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0820&f=national_0820_104.shtml

「北京で住宅を買うよりも外国へ移民するほうが、よりお得じゃない?」

  2010年4月、北京モーターショーにこんな広告キャッチが注目を集めた。

  この広告は北京市民であればすぐにピンと来る話。北京市内の二環状道路内の新築マンションの価格が1平米3万元という高水準を維持している中、米国ではEB−5・投資家永住権ビザに積極的に取り組み、世界中から富裕層を移民として誘致しようとしている。最低50万ドル(約342万元)あれば、誰もが米国永住権申請の資格を持てるわけで、この理屈だと、二環状道路内の北京市民全員がその条件を備えていることになる。

  6月3日、あるマスコミが「エリートの移民を懸念」というスクープ記事を発表した。この記事の中にあった「移民ブームはもう第三段階に突入」という観点が、いろいろな議論を沸き立たせた。他の報道では、北京での出国紹介機構協会の最新の統計データに基づくと、EB−5ビザ申請人数は2008年の500人から2009年には1000人を超える状態になったことが紹介されていた。中国の新富裕層とインテリ・エリートが現在の移民ブームの主力であり、中国は世界一の米国移民輸出国になっていると指摘。ここ数年、中国人の移民数は急増傾向にある。

  「第三段階の移民ブーム」の存在はともかく、インテリ・エリートが「群れをなして」海外に行くというのも、まだ事実としては認められていない段階との声も聞かれる。しかし、移民が人材流出につながるのは間違いないことで、それが中国国内において注目されていることは否定できない。

  この現象について、清華大学公共管理学院助教授の賈西津氏は「人口の流動は非常に正常な現象で、自然的な選択の現象であり、その現象は社会環境の水準を反映している。どんなタイプの移民も目的はただ一つ。すなわち、よりよい生活ができるかどうかだ」と述べた。

  さらに、賈氏は米国などの国の社会制度の開放性・公平性、社会の安定性などは中国人にとって魅力的であると指摘しながら、インテリ・エリートにとっては優れた社会環境によって提供される公平なチャンスは、中国国内よりも多く、同様に富裕層にとっても優れた社会環境によって、望んでいる安定的な生活が保証されると述べている。

  中国の発展において人材の重要性は言うまでもない。改革開放以降の30年以上も続いた廉価労働力の優勢による単純生産一辺倒のモデルから脱皮するために、6月6日、国務院は「国家の人材発展における計画概要(2010年−2010年)」を公表した。2020年までに世界的な人材強国となることで、今世紀中ごろに社会主義現代化を実現、そのための人材基盤を構築しようという意志を示した。

  事実、中国の現実に目を向けると、中国はまるでうきうきしている「大きな城郭」のように見える。城内の人はあらゆる手を使い城外へ抜け出そうとしている一方、城外の人は中国という大きなチャンスをつかもうとして城内に必死に入ろうとしている。そのような「城郭現象」はいわゆる新たな「海帰族(海外留学経験者、一説は海外帰来族)ブーム」及び富裕層とインテリ・エリートの新たな移民ブームによって集約的に表現されているとも言える。

  「海帰族」の人数の統計にあたっては、表面的な数字にとどまっている。実際にどれだけの「海帰族」が外国国籍あるいは外国での在留資格を保留したまま帰国しているかはよく分からない。同様に新富裕層やインテリ・エリートが移民して「城郭」を出たとしても、どれだけの財産を中国国内に残しているかは調べようがない状況である。

  ある意味では、「二重保険」に入った「海帰」と、国外にいながらも財産によって国内とつながりをもっている中国のエリート、彼らに関する正確な情報を得ることが中国の「城郭現象」、つまり「城郭」の内外を出入りする「海帰族」と「帰海族」(国外へ行ったエリートまたはかつての「海帰族」)の状況を正確につかむキーである。そんな「城郭現象」はやはり現代中国を映し出す、懸念であり、葛藤(かっとう)でもある。

  中国の飛躍的な経済成長は「海帰」が帰国する原動力となったことは言うまでもない。しかし、「海帰族」の「単身赴任(自分だけが帰国、家族は国外に居住)」現象と「二重保険(外国国籍と外国での在留資格を保持する)」現象は、「海帰族」階層が中国の社会発展のトレンドに対して不安感を抱えていることを語っている。富裕層やインテリ・エリートの国外行きの現象の場合も同様である。

  人間はよりいい環境で生活したいという願望そのものは決して悪いものではない。「海帰族」と同じように、移民も社会個体のある条件での正常な選択肢である。それによる財産流失、特に人為的な「巨額の公金着服」による財産流失について、これは国家的な損失として別問題で論じなければならない。

  もちろん、現在の移民と、やはり現在注目されている「裸官」という現象はまったく別の問題である。ちなみに「裸官」とは、「すでに家族が海外に移住している官僚」のことで、中国国内には何も持っていない「はだか状態の官僚」を指す言葉。(編集担当:祝斌)

以上転載終了

コメ

まぁ、サーチナさんですが読んで『ふーーん』と思いまいた。アメリカはんも相当、“つまってきた“ようで…

>米国などの国の社会制度の開放性・公平性、社会の安定性などは中国人にとって魅力的であると指摘しながら、

賈はん、勘違いでっせ、公平??USのどこにそれがあるんや??

>2020年までに世界的な人材強国となることで、今世紀中ごろに社会主義現代化を実現、そのための人材基盤を構築しようという意志を示した。

笑わせんといいて…とならぬことをお祈りします。この次の節は、座布団3枚ですな。

ていうか、“インテリ・エリート”とちゃうやん、“強欲病になりかけてるおぜぜ持ち”やん??

まぁ、ご存知かどうかわからないが、おそらく彼らの多くが“城”を出るときは、おぜぜを持ち出して(合法、違法問わず)、海帰族の多くは行った先からそれを持ち帰る(先に同じ…)なんですよ、カワサキさん!?

 

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コメント
 
01. めむめむ 2010年10月15日 14:28:26: lmDW19lBDnz8g : 1eRIiLCziY
もちろん、私はそうでない良心の中国の方も

けっこういらっしゃるだろうし、知ってる

中国の人もそうではないです。あしかさん。


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