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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100927-00000009-rcdc-cn
2010年9月24日、米華字紙・僑報は記事「米中関係は日本に左右されるものではない」を掲載した。以下はその抄訳。
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http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=45719
尖閣諸島付近海域での日本巡視船と中国漁船の衝突事故により、日中関係は緊張を高めている。日本はかねてより中国を抑制するための「米国の一兵卒」となろうとしてきた。米国の利益になるよう動くことで、アジアの大国としての地位を保持する戦略だ。
今回の衝突事故の背景には日本の「内憂外患」がある。3年で5人も首相が代わり、経済再生もはやばやと挫折、急速な円高も深刻。そしてGDP世界2位の座も中国に奪われてしまった。こうした状況に焦る日本は、米中の駆け引きに乗じたいと考えた。
しかし、米国は中国を牽制したいと考えているものの、尖閣諸島問題で日本に巻き込まれ、中国の怒りを買いたくないとも考えている。長らく中断していた軍事交流の再開も決まり、米中関係が改善しつつあるのが現状だ。ゆえに米国は日本を支持するという意見から、外交的かつ平和的な手段で問題を解決せよと調停者の役割を演じようする向きまで、いささか矛盾した態度を見せることとなった。
もし尖閣問題に米国が介入することになれば、事態は複雑化するだけだ。また、日本に「米国の支援があれば恐れることはない」という間違ったメッセージを与え、その行動を誤らせてしまう。米中両国は共通の利益を持っているだけに争えばともに傷つくことになる。両国首脳はそのことをよく理解している。来年、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席は米国を訪問する予定。米中関係はさらに改善される方向へと向かっている。こうした雰囲気は日本によって左右されるものではない。(翻訳・編集/KT)
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