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http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20100924-quatre-japonais-soupconnes-espionnage-sont-arretes-chine
中国/日本
記事発表:2010年9月24日金曜日
最終更新:2010年9月24日金曜日
4名の日本人、中国でスパイ容疑で逮捕される
RFI
4名の中国在留日本人が、中国の軍事区域内に不法に立ち入り、軍事目標物を撮影した容疑で、中国で拘束された。4名は表向きは、日本の同じ建設会社に勤めていた。9月24日金曜日、東京は4名の逮捕を確認した。この事件は、日本による中国人船長の拘留から生じた、日本と中国の外交危機のただ中に起きている。
RFIペキン駐在記者ステファン・ラガルドの報告
フジタの中国事務所に確認したが、4名の逮捕された日本人は歴としたグループの社員だが、今のところ、それ以上の説明は避けたい、と言った。石家荘(Shijiazhuang)市の警察は、この件は河北省の国家公安局が直接取り扱っていると、RFIに語っている。新華社通信によると、これは国家の重大事であり、そのため当局は、4名が行った「非合法(に相当する)行為の情報を得た後に、(…)、措置を講じた」。
高橋定(中国名:Gao Qiaoding)と同僚は、軍事施設を撮影していた時に、不審尋問を受けたと、中国側は主張する。複数の日本メディアによると、フジタの従業員は、その区域内で、第二次大戦の間に日本軍が遺棄した化学兵器がある場所の、浄化処理を行う地点を決める作業をしに来た。
この情報について、フジタ側から確認を取ることはできなかった。1999年、東京とペキンは、日本人専門家が廃棄された兵器の回収に来ることを認めた覚書に、調印している。58地点がすでにリストに挙がっており、その1つが、日本人が逮捕された、河北省省都のその地点だ。
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(投稿者より)
フジタの本体と中国法人の社員計4名が、中国の公安当局によって拘束されたことを伝える、フランスの国際放送RFIのサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。
読み方によっては、4名が実際にスパイ活動を行っていたことを匂わせる文章です。「今のところ、それ以上の説明は避けたい」と表現した箇所ですが、捜査の邪魔になるのでコメントは当分差し控えたい、という意図と思われます。その姿勢は日本では普通ですが、この文脈の中では、何か後ろめたいものがあるのではないかと、むしろ奇異に映ります。不要な疑惑を持たれかねません。
4名は尖閣の問題の駆け引き材料として拘束されたのだろうと、個人的には考えていますが、入札のための調査とは言え、この時期に逮捕される可能性のある行動をとったのは、軽率だったかもしれません。
中国に在留する方々には、現地の日本大使館から、次のような注意が出されていました。
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(在中国日本大使館サイトより)
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho100915_j.htm
最近の日中関係の動きに係る注意喚起
(10.09.15)
1.9月7日、尖閣諸島周辺海域において、海上保安庁の巡視船と中国漁船が接触するなどし、海上保安庁が同漁船の船長を逮捕するという事案が発生したのを受け、中国国内では、8日午前に日本大使館に対する抗議行動が行われたり、12日夜に天津日本学校に対して鉄球が打ち込まれ、その外周壁に落書きがされるなど、日本に抗議する行動が散発しています。
2.現在のところ、邦人社会全般に対する抗議行動やデモ行進等反日的活動が行われるとの具体的情報には接しておらず、当地公安当局からは、邦人の安全に万全を期すとの連絡を受けておりますが、9月18日は柳条湖事件の発生日であることもあり、今後しばらくは、在留邦人のみなさまや旅行、出張等で当地を訪れるみなさまには、以下の諸点にご留意の上、ご自身の安全確保には十分ご注意ください。
○外出する際には周囲の状況に格別の注意を払い、広場など大勢の人が集まるような場所では特に注意する。
○中国人と接する際には言動や態度に注意する。
○日本人どうしで集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は慎む。
○当館のホームページ、外務省の危険情報等をこまめにチェックする。
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