http://www.asyura2.com/09/china02/msg/457.html
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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu221.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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スホイ27のエンジンを中国が自主開発したとする戦闘機「殲11B」に
勝手に搭載、空母搭載用の国産戦闘機「殲15」もスホイ33のコピー
2010年8月11日 水曜日
中国が自主開発したとする戦闘機「殲11B」
◆中国でのライセンス契約破棄検討 ロ戦闘機違法コピーで 7月28日 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072801001160.html
【北京共同】中国の軍事動向に詳しい民間軍事研究機関、漢和情報センター(本部カナダ)は28日、ロシアが中国によるロシア製戦闘機スホイ27の違法コピーに反発、中国でのライセンス生産契約の破棄を真剣に検討していることを明らかにした。
ロシア軍事産業界の幹部は同センターに対し、ライセンス生産されたスホイ27のエンジンを中国が自主開発したとする戦闘機「殲11B」に勝手に搭載したと指摘。加えて中国が最近開発した空母搭載用の国産戦闘機「殲15」もスホイ33のコピーであることから「中国に対する最後の信用を失った」と語った。
こうしたコピーは両国が2008年12月に兵器に関する知的財産権保護協定を締結した後に行われているという。
スホイ27の中国でのライセンス生産は04年に開始した。
◆コピーに失敗?中国新戦闘機 5月17日 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100517/erp1005172354006-n1.htm
中国軍系国有航空機メーカーが生産した新型戦闘機「殲11B」16機が飛行時の異常振動などのために軍側に受け取りを拒否されていることが17日、分かった。中国の軍事動向に詳しい専門誌「漢和防務評論」(本部カナダ)最新号(6月号)が伝えた。
「殲11B」は中国側がロシアの戦闘機「スホイ27」の技術を基に開発したとされ、ロシア側と知的財産権をめぐりトラブルになった経緯があるが、技術転用に失敗した可能性がありそうだ。
製造したのは遼寧省にある「瀋陽航空機」で、2009年に16機生産。しかし納品の直前に空軍パイロットがテスト飛行したところ振動があり、受け取りを拒否した。
◆中国、高速鉄道輸出に積極的 「先輩」日本は複雑 8月4日 朝日新聞
http://www.asahi.com/business/update/0804/TKY201008040002.html
【北京=古谷浩一】中国が「高速鉄道」の輸出にアクセルを踏み始めた。政府主導で積極的な売り込みを展開。対象国との経済貿易関係の拡大を狙う。アジア周辺国との関係では、政治的な影響力の増大につなげる戦略的な動きとも受け止められている。
「中国の鉄道は、海外進出戦略の実施を加速する。関係企業を積極的に組織し、国外の鉄道プロジェクトの輸出市場を開拓。国際的に高速鉄道の技術を分かち合いたい」
中国鉄道省の何華武総工程師は7月末、北京での記者会見で、政府が主導して鉄道技術を輸出する姿勢を訴えた。
同省は米国、ロシア、ブラジル、サウジアラビアなどとの鉄道建設協力の調整チームを立ち上げたことを明らかにする。「数十カ国が自国の鉄道プロジェクトへの我が国の参加を希望している」(王志国・鉄道次官)といい、トルコやベネズエラの高速鉄道建設計画に中国企業が関与を始めているとされる。
政府をあげての後押し姿勢は鮮明で、アルゼンチンのフェルナンデス大統領が7月に訪中し、胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席と会談した後、両国は100億ドルに上る鉄道関係の合意文書に調印したと伝えられた。
中国は2000年以降、高速鉄道の建設を重視してきた。日本の新幹線「はやて」を基に製造された車両などが導入されたが、鉄道省は「海外技術に基づく自主開発」との位置づけだ。
高速鉄道の輸出推進の狙いについて、商務省国際貿易経済協力研究院の梅新育研究員は「『メード・イン・チャイナ』が貿易相手国の国家インフラになることで、中国製品がさらに浸透する。中国ブランドの印象も向上する」などと中国紙に利点を強調する。
費用面での競争力の強さは無視できない。ベトナム国会は6月、ハノイ―ホーチミン(約1600キロ)の高速鉄道建設計画案を否決した。同案は日本の新幹線方式を採用する見通しだったが、560億ドルといわれる投資額に「負担が大きい」との反対が出たためだ。中国の高速鉄道なら、「費用は新幹線の半分」(中国紙)とされる。
海外進出を強める背景には、政治的な狙いも指摘される。鉄道省は7月、雲南省から国境を接するミャンマー(ビルマ)やラオスにそれぞれ国際高速鉄道を建設する計画を明らかにした。詳細は不明だが、自由貿易協定(FTA)の実施が始まった東南アジア諸国との輸送能力の拡大を目指すもの。実現すれば、両国における中国の政治的な存在感が一層高まることは間違いない。
中国の専門家の中には、(1)中国北部からロシアへ(2)中国西部からカザフスタン経由で中央アジア諸国へ(3)中国南部からベトナム経由で東南アジア諸国へ……との三つの国際高速鉄道の建設の必要性を訴える論調も出てきている。
■価格競争力、中国にかなわず
中国の高速鉄道の一部は日本の新幹線技術をもとに導入された経緯があり、中国にとって日本は先輩格。その中国が積極的な鉄道輸出を進め、日本と競合し始めていることに、日本の鉄道関係者は複雑な心境だ。
7月に告示されたブラジルの高速鉄道計画。ルラ大統領が2016年のリオデジャネイロ五輪までの開通を目指す国家プロジェクトだ。リオ―サンパウロ間のエコノミークラスの料金を一番安く設定出来る事業者が落札するとの見方が地元で飛び交う。
日本は価格競争力では中国にかなわない。運行や建設まで受注者が担うなどリスクが高い案件ともいわれ、日本の企業連合は採算を慎重に見極めている。
ブラジルを含めて、中国は政府首脳によるトップセールスなど国家あげての融資などで受注獲得に貪欲(どんよく)だ。経済協力開発機構(OECD)非加盟で国際ルールの縛りを受けにくいことも営業活動の自由度を高めている。前原誠司国交相も米国やベトナムに直接出向いてトップセールスを重ねているが、国交省幹部は「中国の影は常につきまとう。対抗手段を真剣に考えないといけない」と危機感を募らせている。(澄川卓也、サンパウロ=平山亜理)
(私のコメント)
中国がスホイ27のコピーに失敗したと言う記事は中国らしい記事ですが、ロシアも中核部品であるエンジンとコンピューターはライセンス生産の対象外だった。そこで中国は国産のエンジンを開発して取り付けたら上手く行かなかったと言う事でしょう。国がそこまでえげつない事までするのは信じられませんが、こんな事を繰り返していたらどの国からも相手にされなくなって行くだけだ。
日本においても新幹線の技術が盗まれて米国、ロシア、ブラジル、サウジアラビアなどへの高速鉄道への参入を目指していると言う事です。トルコやベネズエラなどは既に話がかなり進んでいるようだ。中国はOECDなども関係はなくルール破りの商売で世界中荒らしまわっています。しかしこんな事を繰り返していればいずれは袋叩きに遭うでしょう。
中国がこのようにやりたい放題してこれたのもアメリカが甘やかしてきたからで、中国がいくら知的所有権を侵害してもアメリカはこれと言って制裁はしてこなかった。一番分かりやすいのはドルと人民元のレートを四分の一まで切り下げた事を認めたことに現れている。それにはアメリカの思惑などがあったからでしょう。
スホイ27に限らず戦車や潜水艦やミサイルなどに到るまでロシアのコピーなのですが、ロシアも中国に対しては外交関係を最優先してみて見ぬ振りをしてきました。確かに中国は巨大な国だから先行投資の意味で技術供与などが行なわれて来ました。アメリカ側も只のように安い人件費で生産が出来るのだからそれなりのメリットがあったからでしょう。
しかし中国は最近になって増長してきて外国の企業に対して排斥的な動きをするようになってきた。日本を追い越して世界第二位の経済大国になったということで、外国の技術援助は無くてもやって行けると言う思い上がりが見えるようになった。だから日本企業の工場でも賃上げストライキが起きるようになって、これも一種の日貨排斥運動でしょう。
日本はこのように戦前から中国人の不満に火がつき始めたら手に負えなくなってくるのを知っているから慎重なのですが、欧米資本は中国人の本性を知らない人が多い。典型的なのはアメリカであり中国が経済発展すれば洗練された民主主義国家になるという神話だ。だから知的財産権の侵害にも見て見ぬふりをしてきた。
はたして中国はこれらの先進国の技術を上手く吸収して自律的な発展につなげていけるのだろうか? 確かに自分で技術を開発するよりも先進国の技術をパックってやったほうが手軽に出来るから中国人は自分で開発するよりも盗んだほうが手っ取り早いと考える。中国とはそういう国だ。歴史を見れば分かる。
その点ではヨーロッパ人やアメリカ人は中国の歴史をほとんど知らないから国の大きさだけで惑わされてしまう。中国には近代国家になるだけの基礎条件に欠けている様に見える。確かに最近の新興国は景気が良くて近代化が順調なように見える。しかしそれが定着するかは別問題であり、治安が悪く人々は法や道徳を守らなければ近代国家とはなり得ない。
◆中国人は日本製品を排斥すべきか? 2007年5月1日 シナコムの掲示板
http://nippyo.blog57.fc2.com/blog-entry-90.html
この問題は少し変だ、私にもわからない。
中国には日本資本の企業で働いている人が100万人いるという。私もかつて日資企業で働いたことがある。
日資企業は日本へ帰れ、日本製品を排斥せよ、これは中国人の誰もが持ったことのある心の声だ。日本人は、なんと言うか、憎くてたまらない。
仮定してみよう、もし我々が日本企業をみな追い出したら、100万人以上の同胞が失業の危機に直面する。
中国大陸の企業がこの100万人を受け入れることができるというのは間違いだと思う。
中国の会社はみなに日本企業並みの待遇を与えられない。中国企業が与えるのは、食うだけがやっとの水準だ。
私は国営企業で働いたことがあるが、国営企業と日資企業はまったく違う世界だ。日資企業はどこでもすべて中国の労働法に準拠している。
国営企業は、脱税や申告漏れは普通のこと、強制的な残業は日常茶飯事だ。
数年前から現在まで、給料不払い現象は珍しくない。給料不払いは何を意味するか?従業員の食い扶持が断たれることを意味する。高級幹部ならまだいいが、普通の従業員や農民の出稼ぎは、給料がなければ食う金もない。
とくに、見知らぬ土地に来たばかりの人ならなすすべがない。
日資企業は非常に計画性があり、いつ何が必要だといえばその時間に届く。合理的な理由さえあれば最もいいものを買う、急ぎの必要があれば空輸する。
国営企業といえば、必要なものがあれば、こちらで同意を得てあちらではんこを捺してもらわなければならない。
しかも日本企業は浪費を嫌う。会社が儲ければ社員旅行や会食をすることはよくあるが、従業員には絶対金を出させない。
損失を出す会社もあるが、みなが努力して赤字をなくせば、社長は奨励金を出す。
国営企業はどうだ??
待遇を見てみるに、中国企業はまだ農民の出稼ぎを搾取していると思う。普段から超過勤務を強制するし、ある会社などは週末に休日出勤をしなければ、欠勤扱いにする、これはどういう道理か。
給料: 日資企業の給料は絶対に国営企業よりも高い。しかも日本人は非常に人間的で、超過勤務を決して強制しない。超過勤務しなければならないときは、小声で聞く、明日時間がありますかと。
国営企業はどうだ?? 上ですでに述べた。
日本企業は上役が部下に大変優しい。役職があれば必ず何々班長、何々技術員と呼び、なければ何々さんと呼ぶ。けっして大声で罵らず、怒鳴らない。中国の上役が部下にお辞儀をしているのを見たことがあるだろうか。
中国人が集まれば普通徒党を組む。勘定を払うときは親分風を吹かせる。
私が日本人と一緒に食事をしたとき、勘定のときは非常に礼儀正しく財布を出す。彼らの間ではおごりおごられるということがない。コネと争いがない。
中国人はといえば、人が自分を尊重しなければその人をやっつける。自分が好いといえば好くないものでも好い。
現在中国企業で使っている設備や部品はほとんど日本企業から来ている。多くの技術をはじめ、もし我々が日本製品を排斥すれば、我々の機械はどうやって動かす? 中国の電気製品で何年か使って動かなくなったり壊れたりしなかったものがあるか、ないだろう。
ここまで書いてきて、私の心はとても痛む。
友人が私に言う。中国人は強大にならなければならない。もし中国の製品が日本のものより良ければ、みなが日本製品を排斥すると言う必要がない。もし国営企業が我々を人間扱いするなら、私も日本企業で働いたりしない。
もちろんこの友人の話は極端で、ないものねだりだ。
我々が日貨排斥をするという出発点は間違っていない。ただ対象が間違っているだけだ。
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