「毛沢東は殺人犯」と痛烈批判　「中国最強の歴史教師」、当局に「深い反省」を命じられる卑弥弓

＜コメント＞
中国でも「史実に忠実な解釈」が成されようとしている？
自己批判は、いつの時代でも必要だし、いつの時代でも大切です。

以下、転記します。
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「毛沢東は殺人犯」と痛烈批判　「中国最強の歴史教師」、当局に「深い反省」を命じられる
　【大紀元日本5月14日】「中国の文化を破壊した毛沢東は最大の売国奴」、「天安門広場に行くと、気分が悪い。殺された四千万人の霊が集まっている。大虐殺記念館に改名すべきだ」…毛沢東への辛らつな批判や中国の歴史に対する型破りの見識で絶大な人気を集めた北京の中学校歴史教師、袁騰飛氏（38）の言動がついに、当局の限界線に達した。各掲示板は同教師の講義の映像、それに関連する書き込みを削除するよう求められたほか、所属の北京海淀教師研修学校は袁氏に対して警告や批判教育を行い、その言動について「深い反省」を行うよう命じた。

　中国国内メディア13日の報道によると、今月5日、袁氏が現在所属する北京海淀教師研修学校は、ネット上にアップされた袁氏の講義に関して、同氏に対して警告や批判教育を行い、その言動について「深刻な反省」を行い、今後、民営学校や外部での授業活動をすべて停止するよう命じた。北京海淀区教育委員会がネット上で発表した内容によると、袁氏は問題化された講義の映像について、「誤った言論だ」と認めたという。

　袁騰飛氏は、北京私立精華中学校の元歴史教師。精華中学校での授業の中、「毛沢東は世界史上においても稀に見ない独裁者」、「毛沢東記念館に祭られているのは両手に人民の血が染まった殺人犯だ」など、毛沢東を辛らつに批判していた。その講義はインターネットにアップされると、その軽妙な語り口と型破りの見識で一ヶ月で百万を超えるアクセスを記録するほどの人気ぶりだ。

　その人気に圧倒され、大学の教授を講師に招く国営中央テレビ局の歴史普及講座「百家講壇」も異例に中学教師の袁氏に講義を依頼する運びとなった。それにより袁氏の人気はさらに全国区のものとなり、「中国最強の歴史教師」と呼ばれるようになった。

　毛沢東に対する批判のほか、中国の歴史の真実と一党独裁を風刺すると読み取れる発言も目立っている。「共産党政府はファシストだ」、「中国という地には一党独裁しか生まれない」、「中国の歴史教科書は5％の真実もない。まったくのでたらめだ」、「人民日報は新聞ではなく、宣伝だ。北朝鮮とイラン以外、どの国にも引用されていない。中国は地球村のならず者と仲がいい」など。

　これまでの歴史認識に真っ向から反旗を翻したこれらの発言は「袁騰飛語録」として編集され、インターネットで広まり、反響を呼んでいる。本人は「教師の責任はいわゆる真相を教えるのではなく、学生の思考能力を育てることだ。批判も許されない真相は虚言よりも恐ろしい」と自らの教育方針を主張した。

　歯に衣着せぬその毒舌についに、当局が動き出した。ネットの映像と掲示板の発言の削除のほか、同氏が逮捕されたとの噂も出ている。

　これに対し、同氏は5月9日に動画サイトを通じて「私はすべて問題ない。党、そして政府、法律を信じて、公正な判断が下されると思う」との声明を出した。いつもの語り口と違う声明に「やはり圧力をかけられているのではないか」とさらに憶測を呼んでいる。

　かつて中国社会科学院政治学研究所所長を務め、1989年天安門事件後に米国に亡命した社会科学者の厳家琪氏は「鄧小平にしても、胡錦濤にしても、毛沢東について国民が納得できる結論を出していない。毛沢東に関する言論の抑制ではこの議論を解決することができない」とコメントした。

01. 2010年5月19日 23:47:01: uE1lYMOqTc
ん？？　反論がありませんね？
いつもなら中国関係者のコメントが続きますが、
今回は違う？

何か、中国国内で、変化が起っているのですか？

02. 2010年5月19日 23:53:49: uE1lYMOqTc
ipアドレスが出ますし、投稿しにくいのかもしれませんね。

長期的にみて、中国は他諸国の良いところを吸収していく必要があり、
しかし、この作業を、友好的に勧める必要はあるでしょう。

物理的に日本と中国は離れています。

この物理的距離を考慮し、互協の関係を更に築いていければ、と思います。

03. 2010年5月24日 00:06:05: 6kuobrWeYc
＞「人民日報は新聞ではなく、宣伝だ。北朝鮮とイラン以外、どの国にも引用されて
＞いない。中国は地球村のならず者と仲がいい」など。

ただの従米さんでしょうか。
アメリカを中心とする西側諸国が常に正しいんでしょうか？

04. 2010年5月24日 01:09:24: uE1lYMOqTc
在日中国人の方々の御意見をお待ちしております。

05. 2010年5月24日 14:59:48: 5LJ7tim3hE
的確。そして弾圧。在外中国人は沈黙。まさに腐敗スパイラル。

06. 2010年5月24日 16:57:52: FqDvXxU8vI
大紀元は単に法輪功の機関紙で、ラムズフェルドと教組が握手している写真を得意げに掲げつつ、貧乏な中国の農民を誑かして更に不幸のどん底へ突き落とすのが、ネオコンから請け負った主要任務。
其の謀略にほいほい乗るのは日本右翼だけ。
一般人は皆、そんな悪趣味な謀略からは距離を置くものだ。
丁度、タイのタクシン派が、タクシンが国王から排斥されたのは米国の言いなりになってタイに対テロ戦争を持ち込もうとしたからであるのに、今尚「赤シャツ隊」「黒シャツ狙撃犯」を駆使して「貧乏人の命をパワーゲームの駒」として扱う、謀略の中国版。
ＣＩＡは何時も其れだ。

07. 2010年5月24日 21:40:31: uE1lYMOqTc
>>06
法輪功と大紀元新聞【AC通信】
http://www.asyura.com/07/revival2/msg/109.html

阿修羅版に「大紀元」のことを記したやや古い記録がありましたので、
上にURLを挙げます。

確かに「反中国共産党」機関誌でしょう。
ただ、「中国共産党」の向側を垣間見せてくれるのも「大紀元」です。

googleすら撤退するなか、この「大紀元」の奮闘だけが頼りです。

08. 2010年7月30日 12:20:57: DmCC9k6hHM
＞毛沢東は殺人犯」と痛烈批判　

　それは中国以外の国ではあたり前の話しである。
共産党政権樹立以来、６千万人以上が殺されたと聞く。ウイグルでは、核実験で３０万人が被爆し、いまでも苦しんでいる。ＮＨＫの「シルクロードシリーズ」で評判を呼んだ西域への旅行だが、ロブノールの核実験場がすぐ横に有り、ＮＨＫにのせられて現地に行った多くの旅行者や学者が帰国後に癌患者となっている。
　私の友人が「ローラン」に憧れ数回現地に旅行をした時、彼は砂漠の上に毛布を敷き満天の星空を見ながら寝た。朝、目覚めて周囲を眺めると、アチコチに錆びたドラム缶が見えた。添乗員の説明では、中国軍の実弾射撃の訓練場だったらしい。世界遺産とされる西域で、砂の中に手を入れればすぐ、古代の陶器の破片に触れるという場所で軍事訓練をやっていたという。
　唯我独尊の共産党綱領と中華思想は、自国の世界遺産まで潰しているのだ。

　
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