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(回答先: Googleにとっての中国: 人権うんぬんよりも世界でのビジネスが第一【TechCrunch】 投稿者 地には平和を 日時 2010 年 1 月 16 日 19:34:26)
超左翼おじさんの挑戦
http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-329.html
グーグルのしたたかな対中国戦略
硬いテーマで連載をつづけると、少し敬遠されるので、別の話題を。きのうクリントン米国務長官が声明を発表した問題である。
数年前、グーグルが中国に進出するとき、当局の検閲を受け入れることを表明した。巨大な中国市場を前にすると、グーグルでさえそうなるのかと、ちょっと悲しくなったことを思い出す。
でも、今回の騒動を見ると、そうでもなかったのかかもしれない。もっと高度な戦略が潜んでいたのだろうか。
グーグルが中国からの撤退を表明したきっかけは、検閲それ自体ではなかった。グーグルのアドレスを使ってメールをしている個人を特定しようとする攻撃があったということだ。
そういうことになれば、反政府活動家がどこにいて、誰と何を連絡し合っているのかが分かるのだから、大変なことである。中国では、政府を言論で批判しただけで逮捕されることがあるのだから、グーグルからその情報がもれたとなると、企業の存立にかかわる問題になるだろう。
グーグルは、そのことを問題にし、撤退を検討すると表明した直後から、中国当局の検閲をある程度無視して、検索結果が出るようにしているみたいだ。「法輪巧」で検索しても、批判してなページが表示されるようになったらしい。
こうして、いま、問われているのは、中国政府当局自身である。自由な検索を容認するのか、そういうことをするようになったグーグルを批判し、中国から出て行けと要求するのか。
数年前、グーグルが中国に進出するとき、判断を迫られたのはグーグルだった。いまは、中国当局だということだ。
言論弾圧を前にして、ただ黙るのでもなく、ただ批判だけをするのでもなく、内部に入り込んだ上で、実利も建前も実現する。そういうグーグル戦略だったのだと想像すると、少し楽しいな。
(引用おわり)
コメント欄より
グーグルの戦略というか、ネット社会で一党独裁を決め込むのは不可能ですので、
「中国は変わらずをえない」
「変わらなければ、世界の工場の役割が終われば没落する」
ということだと常々思っていました。
そしてグーグルの戦略というよりも、中国人民の闘争の蓄積が、ネットを通じてにじみ出てしまい、それを誰も止めることは出来ない。ということだと思います。
2010-01-22 10:11 キンピー URL 編集