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副主席、戦略互恵関係強化に意欲 「東アジア共同体」も評価【47NEWS】
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121201000447.html
【北京共同】
中国の習近平国家副主席は12日、日本や韓国など4カ国歴訪への出発を14日に控え、共同通信など一部日韓メディアと北京の人民大会堂で会見し、日中関係について「良好な発展の勢いを保っている」と指摘、交流拡大などを通じて両国間の戦略的互恵関係を強化していくことに強い意欲を示した。
胡錦濤国家主席の最有力後継候補である習副主席は鳩山由紀夫首相が提唱している「東アジア共同体」構想についても「日本政府が東アジア協力を重視していることの表れ」と評価。
日中間で対立が続く東シナ海ガス田開発については、共同開発をめぐる昨年の両国間合意に基づき対応したいと述べた。
北朝鮮核問題に関しては「朝鮮半島の非核化と対話による平和的解決の堅持が中国側の一貫した立場」と語り、6カ国協議の早期再開に向け「建設的役割を果たしたい」と強調した。
中国外務省によると、習氏の昨年3月の副主席就任後、外遊前に外国メディアの取材を受けるのは初めて。
日本政府が特例として認めた訪日時の天皇陛下との会見には言及しなかったが、政府関係者や各界関係者と幅広く交流することに意欲を示し、対日重視の姿勢をアピールした。
2009/12/12 19:43 【共同通信】