★阿修羅♪ > 中国2 > 292.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=36927
レコードチャイナ
2009-11-09 10:48:05 配信
2009年11月6日、中国国家林業局によると、中国政府は大規模な国土緑化キャンペーンを展開しており、これまでに人工林を毎年約467万ヘクタール(ha)のペースで増加させ、人工林の総面積は5336万haに達している。人工林の毎年の増加面積は世界の53.2%、総面積は世界の40%を占め、いずれも世界一だという。中国網が伝えた。
同局植樹造林司の王祝雄(ワン・ジュウシオン)司長は6日に行われた定例記者会見で、今後の中国の林業計画に関し、5つの基本原則、3段階の目標、22の主要行動で構成された「気候変動に対応した林業行動計画」を発表した。
その中の「3段階の目標」では、第1段階として2010年までに年間平均の造林面積を400万ha以上とし、全国の森林カバー率を20%、森林蓄積量(立木の幹の部分の体積)を132億立方メートルとする。第2段階として2020年までに年間平均の造林面積を500万ha以上、森林カバー率を23%、森林蓄積量を140億立方メートルに、第3段階として2050年までに森林面積を2020年比で4700万ha増加させ、森林カバー率を26%以上にすると定めている。
また、同局の発表によると、この10年間実施してきた「退耕還林」(穀物の生産効率の著しく劣る耕地や砂漠化した耕地などに植樹し、森林に戻すプロジェクト)によって、東北地区と内モンゴル自治区の国有林面積に相当する約2688万haが森林に戻った。さらに、28年間にわたって継続されている世界最大規模の植樹運動は、延べ参加人数115億2000万人、植樹した株数538億5000万株に達するなど、中国政府が取り組んできた国土緑化キャンペーンは大きな成果を上げている。(翻訳・編集/HA)