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http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2642533/4594384
【9月16日 AFP】女性の出産年齢が高齢化し、環境汚染が深刻化している中国で近年、出生異常数が急増している。同国の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)が15日、報じた。 北京(Beijing)では、新生児1万人につき170人の割合で、先天性心疾患や口唇裂などの身体的異常が見られた。この数字は1997年の2倍近いという。 さらに、国営誌「財経(Caijing)」の記事を引用して、環境汚染も原因の1つとなっている可能性があるとしている。 「化学物質や有毒物質の排出が両親の健康に影響を与え、新生児の健康にも影響が出ているのだろう」北京大学(Peking University)リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)研究所のRen Aiguo氏はこう説明している。 チャイナ・デーリー紙によれば、中国のその他の地域でも出生異常数は増加している。広東(Guangdong)省では、2003年は1万人につき186人だったが、4年後には249人に増加。浙江(Zhejiang)省でも4年間で115人から約2倍の208人に増加している。 中国全土では現在、年間誕生する2000万人の新生児に4〜6%の割合で出生異常が見られるという。(c)AFP |