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(回答先: ウルムチ ルポ 民族間の不信 一触即発 漢族がウイグル族居住区破壊 暴動から2ヵ月 政府にも矛先【西日本新聞】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 9 月 05 日 19:36:45)
中国、暴動続発のウルムチ市トップを解任【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090905-OYT1T00833.htm
【北京=杉山祐之】中国国営新華社通信は5日、新疆ウイグル自治区共産党委員会が、党中央の同意を得て、ウルムチ市トップである栗智・市党委員会書記を解任したと伝えた。
同市では7月の大暴動に続き、3日にも5人が死亡する漢族暴動が発生しており、党中央は、特に漢族の怒りをなだめながら新疆の安定を守るため、栗氏に責任を取らせた形だ。
後任には、自治区の治安対策責任者である朱海侖・自治区政法委員会書記が任命された。治安維持を最重視する党中央の決意がうかがえる。
ウルムチでは、市民生活や経済活動を犠牲にしての厳戒にもかかわらず、治安状況が改善されないことへの民衆の憤りが充満。多数派の漢族住民が、1995年から自治区トップの座にある漢族実力者、王楽泉・自治区党委書記(党政治局員)に辞任を求める極めて異例の事態になっている。栗氏解任が、この民衆感情を踏まえた措置であるのは間違いない。
共産党にとって、少数民族地域における利害共有者・漢族の動揺は、政治、社会の動揺に直結する重大事となる。「国内外の分裂主義者」らに責任を押しつける単純な安定の図式が崩壊し、民族対立に加え、党を巻き込んだ政治的対立関係が生じ、問題が一気に拡大、複雑化するためだ。7月の暴動時に胡錦濤・国家主席が外遊を中止し、帰国したのも、漢族が暴徒化した直後だった。
(2009年9月5日20時44分 読売新聞)