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広東省トップ「言論の自由ある」発言で中国人「大笑い!」(サーチナニュース)
2009/07/31(金) 15:00
31日付広州日報によると、中国共産党広東省委員会の汪洋書記(写真)は30日、記者会見で「中国には言論の自由が十分にある」などと述べた。環球網が設けたコメント欄には、汪書記発言に対する皮肉と批判の書き込みが集まった。
特に目立つのは、「大笑い」、「最高の中国ジョーク」、「2009年の世界ジョーク大賞」、「広東省の不幸は、ここに由来する」、「地球人は皆笑う」など皮肉の書き込みだ。
「私は広東省在住だが、香港のテレビニュースを見ていると、しょっちゅう切断されるぞ」、「住民には言論の自由があるが、メディアにはないな」などの指摘もある。
また、汪書記が「言論の自由は憲法で保障されている」と発言したことに対して「(中国の)法律は、人に罪状をつけるためのもの。一方で、人治により人を鉄格子に入れている」との批判が寄せられた。
「私の意見が“和諧(調和)”されちまった」との書き込みもある。「和諧」とは、掲示板への書き込みやブログが削除されることを意味するネット用語。当局が削除に際して「社会の調和のため」などとの説明を繰り返したことから、定着した。
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◆解説◆
中国は、インターネットの書き込みなどで、かなり辛辣な当局批判も許されるようになった。ただし、共産党政権そのものへの批判や、台湾や少数民族地区の独立支持などは、完全な「タブー」だ。また、党・政府幹部や企業に対する告発は認められているが、地方レベルで掲載文章が削除され、全国的な批判が集まることもある。(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0731&f=politics_0731_008.shtml