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出典
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0611&f=politics_0611_005.shtml
【中国で「嫌印」感情が沸騰―インド首相発言などで 】---(サーチナ)
2009/06/11(木) 16:20
環球時報によると、中国ではインドに対する反感が高まっている。
インド政府がアルナチャール・プラデーシュ州での軍備増強を発表し、マンモハン・シン首相が「中国には妥協しない」などと述べたことがきっかけとなった。
中国は同州の大部分の領有を主張している。
インド政府はアルナチャール・プラデーシュ州に駐在させる兵力を5万−6万人増強し、防衛のためにスホーイ30型戦闘機も多数配備すると発表。その後、シン首相が「領土問題で中国には妥協しない」と発言した。
アルナチャール・プラデーシュ州の大部分は1913年、英国と独立を志向していたチベットの間で結ばれたシムラ条約で、英領インドに割譲された(マクマホンライン)。
中華民国、中華人民共和国はシムラ条約を認めず、アルナチャール・プラデーシュ州の領有権を主張している。
環球時報がインターネットで行なったアンケートでは、「中国は、一切の代価を犠牲にしても、インドとの友好を維持すべきだ」とする回答者は7.42%、「そうは思わない」は75.41%、「どちらでもよい」は17.17%。
「インドが中国に対して非友好的態度を続けた場合、損失がより大きいのはどちらか?」との問いには88.37%が「インド」と回答。「中国」とした回答は15.59%、「分からない」は18.03%だった。
「最近になりインドで、反中的な意見が増えてきた理由」として、「国際的に存在する反中国利益集団に迎合して、インドは“政治的財産”を得ようとしている」を選択した回答者が最多の50.76%、「中国を敵視しているインドの本質が露呈」とした人が37.47%。
インド国内の反政府勢力を「おおやけに支持するべき」とする回答は36.99%だった。
投稿欄には「中国が早く蔵南(アルナチャール・プラデーシュの中国側呼称)を取り戻すことを心から願う」、「中華民衆の心を統一してインドを懲罰し、祖国の領土を奪回せよ」、「インドは出産制限をしていないので、人口が増えすぎた。戦争で人を減らす国策だ」などの書き込みが相次いでいる。
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(コメント)
とかくニポンとの関係ばかりが注目を集めがちな中国ですが、インド、韓国との関係もあまり良くなさそうです。
中国とインドの間の領土問題は、日本との問題以上の大きそうです。
国内問題を誤魔化す為に対外問題を持ち出すのは為政者の得意技なので、中国とインドの間に領土問題がある事は留意しておくことが必要です。