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ーーーーーーーーーー以下転載記事ーーーーーーー
ポリオ騒動
2010.3.24.
重粒子線の話は、これから本番なのですが、
ポリオワクチンで騒動が起こっていますので、
しばらく、そちらの旬ネタへシフトします。
事件としては、よくあることなのですが、
ポリオの生ワクチン、経口なので打つのではなく、
呑むのですが、ワクチンを呑んだ子供の糞便を
感染源に、別の子供が感染してしまった、
というものです。
過去、何十年と繰り返された
典型的な事件なのですが、
厚生労働省が異例の注意を
呼びかけたので物議を呼んでいます。
ネット上では、二次感染した子供は
ワクチンを呑んでいたのか、いなかったのか、
その辺をはっきりさせてよ! という意見に
もっともだ、と、共感が集まっております。
ちなみに、ポリオというのはウイルスの名前。
重篤な感染症状が小児麻痺なのですが
小児といっても、大人が感染することもあります。
感染したからといって、症状を発症する人は、
ほんの一部ですし、発症したといっても、
殆どは、風邪みたいなもので済むのですが、
稀に重度の神経障害を起こしてしまいます。
私が就職する前のことだったのですが、
日本で小児麻痺が流行したとき、
三菱商事がロシア(旧ソ連)からワクチンを緊急輸入した
ことがありました。 バイアル一本ずつ、明らかに
中身の量が異なっており、まともな品質管理を
やっているとは考えられない代物で、担当のS課長は
不安だったそうですが、当時、そんなことは言ってられない、
大流行したらどうするんだ、とにかく輸入してくれ、
と厚生省からも矢の催促を受けたそうです。
当時の感謝状を見せてもらいました。
私自身はウロ覚えですが、小児麻痺とか
日本脳炎というと、とても怖がられていた、
ようですね。
で、1980年を最後に、国内で自然感染は起こっていないこと、
また、ワクチンを呑んだ子供や、その子供の排泄物から二次感染が
起こっていることを、厚生労働省も認めています。
つまり、この30年間、日本で発生したポリオウイルス感染は
全て、ワクチンが原因であることを、日本政府が認めている、
のです。
じゃ、なんで、ワクチン続けるわけ???
海外では、まだ自然発生もあるから。
海外由来の感染を防止するために、
ワクチンは続けるのである、と、
厚生労働省は説明しています。
一見、もっとも、でしょうか?
海外から見れば、どう映るでしょうか。
日本こそが、「感染源」なのです。
いまどき、ポリオウイルスを大量に人間に
ばら撒いているのは、日本だけなのです。
しかもですよ、ワクチン呑んでいても、
こうして、感染するんですよ。
簡単に言うと、このワクチン、
「効かない」のです。
ことはこれだけにとどまりません。
では、また。
ポリオ騒動(2)
2010.3.25.
ポリオ騒動の関連で、
読者の方から、発がんウイルスSV40とは
何ぞや? とのご質問をいただきました。
Sは、サルを意味します。
Saru ではなくて、スィミアン という感じでしょうか、
関西人は、セミアンとか、シミアンとか、堂々とカタカナで
発音する人が多いですが、学術的な英語で
「おサルさんの」という意味です。
Vは、ヴァイラス
ヴィーナスではなくて、ヴィールスです。
関西風のウイルスという言い方が
定着しつつあります。
つまり、おサルさんのウイルスで40番目
という意味です。
エスヴイフォーティーと読みます。
ウイルスというのは、一般に無害です。
おそらく、遺伝子を頻繁に交換するために
作られた、誰かが前もって目的があって
作ったかどうかは別にして、
少なくとも、そういう機能を発揮してきた、
と考えられています。
これがないと、進化が遅くなる、と。
SV40も、ごく普通に、おサルさんの体内から
検出されます。
何ら悪さはしません。
で、よくあることですが、他の種類の動物さんに
移ってしまうと、猛威を振るうことがあります。
ヒトの細胞に感染すると、強力にがん化させます。
がんを起こすウイルスというと、B型やC型肝炎ウイルス
成人T細胞白血病ATLを発症するHTLV−1ウイルス
子宮頸がんの原因とされるパピローマウイルス、などが
知られていますが、もっと遥かに強力なのが
エプスタイン・バール 略してEBウイルス と
SV40です。
EBウイルスやSV40は、正常細胞を実験に使う目的で、
体外で延々と培養し続けるために、
「がん化」させる時に、よく使われます。
さて、ワクチンを作るときには、よく、サルとかネズミ、
ニワトリの臓器や卵、細胞などを使います。
何やら、魔法使いのお婆さんがつくる
不気味なスープのようです。
サルの脳みそ、チャイニーズハムスターの卵巣、
アフリカミドリサルの腎臓、、、、
こういったものを鍋で煮るわけではありませんが、
すりつぶしたり、ジューサーにかけたり、と。
どうしても、胎児の血がいる、、、などなど
かなり、怪しげなムードの中で、実験が
行われていくのです。
これ、ほんとの話ですよ。
生物系の実験をやった人には、
ごく当たり前のことです。
ポリオのワクチンを作る際にも、
サルの脳みそが使われました。
そこで大騒動が起こります。
三菱商事が輸入したロシア製のポリオワクチンも
米国製のポリオワクチンも、元の種株は、米国NIHが
作成したものです。 国立衛生研究所、免疫細胞療法を
始めたところです。 何でも、この機関が出てきます。
圧倒的にお金もってますから。
そのNIHが、種株ウイルスをつくった際に、大元から
SV40が混入しているぞ、と大騒ぎになったのです。
米国では大論争が起こります。
先進国では、二人に一人がSV40に感染しているぞ!
先進国で摘出された腫瘍組織には50%の確率で
高い濃度のSV40が検出される!!
つまり、ワクチン由来の発がんウイルスの混入によって、
先進国では、2人に1人ぐらいが、がんになるのである、
そう主張する人もでてきたのです。
これに対し、NIHは、複数の研究者に検証させ、
全く、「シロ」、事実無根である、と反論します。
現代人が異常な確率で、がんになるのは
ワクチン由来のSV40が原因である、と主張する人々と
全く、そんな事実はない、とする人々が激論を交わします。
結論が出ないなか、先進各国は、次々とポリオの生ワクチンの
使用を中止していきます。 そして、何気なく、SV40に自然感染
している確率が高いアカゲザルの使用を中止していきます。
こうして、アフリカミドリザルが、ウイルス培養に使う細胞ソースの
標準となっていきます。
世界の先進国で只一、
ポリオの生ワクチンを使用し続けているのが、
日本です。
ポリオ騒動(3)
2010.3.27.
おサルさんの細胞を使うのは、
ポリオワクチンに限りません。
サル、ネズミ、トリ、などの細胞が
よく、ワクチン製造とか、ウイルスを用いる
実験に使われます。
研究段階、弱毒株を選別する段階、
種株として確立する段階、ある程度、
数を増やす段階、量産する段階、、、
それぞれのステップで、異なる種の
細胞を使うこともあります。
その中でも御三家といえば、
アフリカミドリザルの腎臓細胞
チャイニーズハムスターの卵巣細胞
ニワトリの胚(要するに受精した卵を少し育てたもの)
流石に最近では人間様の細胞は、
「製造」目的には、使いません。
ジェンナーの時代は、ワクチンをつくるのも、
保管するのも、輸出するのも、生きた子供を
使いました。 日本でも江戸時代に、ウイルスを
投与された人間の子供を輸入し、その子供からリンパを
取って、ワクチンをつくっています。
こういうことは平気な人達がつくりあげてきた
「業界」なのです。
さて、アカゲザルから高頻度で最強発がんウイルスSV40が
検出され、ポリオワクチンの種株ウイルスに、SV40が混入しているぞ、
という騒動の中で、アカゲザル→アフリカミドリザルへと主役の交代が
進んだのですが、アカゲザルを使わなくなった本当の理由は、
「獲れなくなってきたから」ということです。
アカゲザルは、東南アジアのジャングルに、唸るほどいましたが、
生息地域の減少と共に、姿を消していきました。
「体にいい」、「地球に優しい」、「とってもエコな」、「植物性の」製品を
つくるため、徹底したジャングルの伐採が行われ、パームヤシの林へと
変わっていったのです。 ブラックタイガーの養殖池や、タピオカ澱粉を
つくる芋畑なども増えていきました。 この辺りは、日本の大手商社の
お家芸で、圧倒的な供給力を背景に、世界の「食」や、雑貨品までも
変えていきます。 その話はともかく、結果的に、医療産業やワクチン業界が
必要とする「おサルさん」が獲れなくなってしまいます。
そこで選ばれたのが、アフリカミドリザル
学生の頃は、なぜ、「ミドリ」なのか、疑問に思っていました。
大体、アカゲとか、ミドリとか、ニホンサル、キツネサル、メガネサル、、、
中には、チンパンジーやゴリラ、ヒヒという名前もありますが、トラ、ライオン、
チータ、ピューマ、パンサー、クーガー、ボブ、、、、、
ちゃんと独立した名前を次々とつけられているネコ科たちに
比べ、おサルさんの名前の付け方は、如何にも、テキトー です。
タンザニアのサバンナへ行って、一発で分かりました。
辺り一面、「ミドリ」のサルがウジャウジャいるのです。
どこにでもいます。 追いかけても逃げません。
ウン? と、いう感じで、反応しないのです。
中には、勝負を挑んでくるボスらしきのもいます。
どうせ、お前ら、実験台か、ワクチン製造原料にされるぞ、、、
と、ブツブツ念じていたら、キーキー、大声で騒ぎ出しました。
ほんとにミドリ色なんだ、、、、
なぜ、アフリカのミドリ、なのか、と、どんな偉い先生に聞いても、
ううん、まあ、それは、、、 と、テキトーな返事はくるのですが、
納得いく答えはありませんでした。
行ってみて、すぐ分かりました。
どこにでも転がっているのです。
簡単に捕まります。
木にも登ってましたが、基本的に地面に密集していて、
お尻を地面にベタッと着け、即座に動けるというには
程遠い様子で、ただ、モグモグ食っています。
弱肉強食といいますが、それは西洋人がつくったイメージ。
子供の頃、「野生の王国」という番組を見るのが楽しみで、
大人になってからでも、アッテンボローとか、BBC系の
野生物は、かなりマイナーな映画小屋であっても
観にいきましたが、ああいうスクリーンに描かれる世界と
現実のサバンナはまるで違います。
なんで、こんなんが、生き残れる訳? というのが
ゴロゴロいるのです。 むしろ、肉食動物の現実は厳しい、、、、
ま、それはともかく、アフリカミドリザルは小さくて、
メスや子供なら、尻をつけて座ると、膝の高さの半分にも
なりませんし、動きがどんくさいので、扱い易そうです。
さて、長くなってしまいましたが、「安全」である、ということで
選ばれたアフリカミドリザル
ウイルスを増殖させる細胞として、
あるいは、ヒトの遺伝子を導入して、目的とする物質を
つくらせる、など、頻繁に用いられる代表的な細胞となりました。
ところが。
アフリカミドリザルも、アカゲザルほど多くはありませんが、
SV40に感染しているものがいます。
ポリオ騒動(4)常識は疑った方が身のため
2010.3.30.
なぜ、アフリカミドリザルの腎臓細胞なのか、、、
おそらく、このブログの読者の方々には、
そんなことは、どうでもいいことでしょう。
申し上げたいのは、「常識」の恐ろしさです。
一旦、「常識化」すると、なぜそうなのか、考えなくなるのです。
日本で常識的に生きれば、2分の1の確率で
がんと診断されます。
そして、常識的に大きな病院へ行って、
常識的な治療法を選択した場合。
活発に遠隔転移を起こす進行性のがんであれば、
生き残れる確率は、ほぼゼロに近く、
しかも、「常識的」な治療の副作用の末路は
凄まじいものがあります。
ANK免疫細胞療法の説明を聞いて、
こんな素晴らしい治療法がなぜ、普及しないのですか?
と、目を輝かせながら、「とっても不思議ねえ」と、
素朴に疑問をもたれる方も多いのです。
「、、、、 なんて答えようか、、、、」
いつも、悶々とします。
とってもいい治療法だから、普及しないのである、
だって、世の中、ろくでもないものが、「標準ナントカ」と
して、「常識化」してるじゃないですか、、、
という「正解」は、「人がいい」方には通用しない、、、、
さて、なぜ、これほどまでに多くの人が、がんになってしまうのか
その原因にも、日本人が常識としてきた行動が関係しています。
今日は、そこまで、具体的に踏み込みませんが、このブログで一貫して
申し上げてきたことは、「常識は疑った方が身のため」ということです。
これほど、怖いものはない、と。
日本人の二人に一人が、がんになるんですから、
常識的に生きたら、半分の確率で、がんになるんですよ。
しかも、常識的には治らないんですよ、進行性だったら。
科学の世界の偉い先生方も同じです。
常識化すると、考えなくなります。
「アフリカミドリザルの腎臓細胞」を使うことは、
ある種、常識ですので、なぜそうするのかは、
考えないのです。 なので、偉い先生方に聞いても、
なんで、アフリカミドリ、、、??? となります。
ましてや、なんで以前は、アカゲザルが使われたか、
もう考える人は、いないでしょう。
沢山、捕まるから使っていたのですが、
どうやったかというと、密林に火を放つのです。
それも、方々から。
自然界にも山火事はつきものですが、
人間様が起こした火事は、風下へ逃げても
かえって、火の手が激しいのです。
必死の形相で、大騒ぎしながら逃げ道を
探す、おサルさん達。
そして、少し広場のような空間をつくっておくなり、
元々、そういう地形のところに、ネットを張っておくのです。
小屋をつくっておき、小屋の入り口から壁をV字に開くように
つなげて、小屋に追い込む構造にする方法もあります。
あるいは、地面に大きなネットを敷いておき、
火が廻っていない広場に殺到したサルの
集団がネットに集まると四隅のロープを
一瞬にして引っ張り上げるのです。
隙間から逃げないように、ネットの外周付近を
ぐりると廻しておいた別のロープを引っ張って
口を絞ると、おサルさん達は高いところから
ぶら下がったネットの中に閉じ込められます。
サルを捕まえるのに、敢えて、森に火を放つのか?
熱帯雨林を焼き尽くしてプランテーション事業を
展開していたのです。 その時、次手に、おサルさんも
捕まえたのです。 確かに、アカゲザルの生息地域は
思いっきり狭くなりましたが、絶滅したわけではありません。
アカゲザルは、今でも、東南アジアのそこここで
生きています。 ところが、こういう楽勝の捕まえ方を
できる機会が減ってきたので、「捕まえにくくなった」のです。
アカゲザルは大きくて、賢く、扱い難い、
その点、アフリカミドリザルは、小さくて、頭がよろしくない、
そういう実験者にとって好都合な一面も、「全面採用」の
理由の一つです。
数多いるおサルさん達の仲間の中から、
どれが一番いいのか、十分、科学的に検証して、
というより、「先生方、これ、安いし、なんぼでも取れるけど」
という程度の「業者の話」が大きく物を言ったわけです。
そして、安全という触れ込みで、普及していった
アフリカのミドリのサルから、次々に人間にとって
危険なウイルスがみつかっていくのです。
ポリオ騒動(5)常在ウイルスにワクチン???
2010.4.1.
ポリオウイルスというのは、「常在ウイルス」です。
つまり、普通に人間として生きていれば、
ほぼ確実に、お腹の中にポリオウイルスがいるのです。
いくつか型がありますが、基本的な型の全てがみつかります。
現代の日本では、殆どの人がポリオの生ワクチンを接種
しているので、元々いたのか、ワクチン由来のウイルスなのか
分からなくなってしまいましたが、ヨーロッパのデータでは、
全ての人が、ポリオウイルスを自然にもっているのです。
じゃ、どうして、ワクチン接種なんかするんでしょうね???
ちなみに。
溶血性連鎖球菌。
名前からして恐ろしく
丹毒の原因菌とされ、
この菌が全身に廻ると
敗血症になって死んでしまいます。
この菌も常在菌なのです。
どんな人でも、普段から、この菌と共に
暮らしています。
MRSAは?
メレシチン耐性スタフィロコッカス・アウレウスという
長い名前の菌ですが、これも常在なのですよ。
薬剤耐性遺伝子、って、普通の菌の中にあるんです。
厳密にいうと、遺伝情報のかけらとしてあるんですが、
抗生物質の攻撃を受けると、DNAの並び替えが起こり
薬剤耐性遺伝子を生成するのです。
抗生物質の攻撃圧力が消えると、
その内、この遺伝子は解消されるので、
「進化」ではありません。
環境変化によって遺伝子に変化が起こる!!
わが大阪大学が、またまた
進化論を塗り替える世紀の大発見をやったと
勘違いした人もいましたが、そうではなくて、
一時的な環境プレッシャーに対する
一時的な遺伝子変化であり、
元々、潜在的能力をもっていて、
しかも、用が済めば元に戻るものなので、
進化とは言いません。
薬剤耐性の先輩といえば、緑膿菌。
子供が緑色の鼻汁を垂れ流すのは、
昔はよくみられましたが、あの色は
この菌がつくるもの。
日本では、第三世代と呼ばれる抗生物質が
大量に使われてきました。
もう新型というには時間が経ちましたが、
ペニシリンのような第一世代や、
テトラサイクリンのような第二世代に次いで、
幅広く、色んな菌を殺せる「素晴らしい」薬として
鳴り物入りで登場し、そして、実は、日本以外では
殆ど使われなかった薬。
この薬、なんでもかんでも菌を殺していくのですが、
日本では、ただの風邪の人にも処方する
猛者な医者が後をたちませんでした。
そんなことをすれば、殺されなかった
他の菌が増えるだけです。
その代表格が、緑膿菌でした。
しばらく、抗生物質といえば、
どうやって、この菌を抑えるのかが
焦点となっていました。
で、この菌。
体の中では、割と方々でみつかります。
やっぱり、常在菌なのです。
コレラは違います。
コレラは土壌菌です。
コレラ流行地域では
土壌から生きた菌を取り込んでしまうと
コレラになる人がでてきますが、
その地域から離れれば、
コレラは治ります。
たまに、流行地域以外で
コレラが発生しても、
地場の土壌細菌に負けてしまうので
根付きません。
土壌に定着しない限り、
流行は一時的なもので収まります。
さて、全てではありませんが、
多くの病原菌は、普段から、
私達の体の中に、「普通に居る」のです。
がん細胞も、普通に暮らしているのです。
菌や、がん細胞が問題だから、
病気になっているのではないのです。
そんなとこへ、ワクチンなんか投与するとどうなるか?
免疫の強い人は平気です。
普通の人は、複雑な反応を示します。
免疫が弱い人は、免疫霍乱を起こします。
ワクチンへの対応に、なけなしの免疫力を削がれ、
普通にいた病原菌の増殖を許してしまうのです。
すると感染症になります。
ワクチンをうってはいけない弱い人にまで
BCG、結核ワクチンを打ってしまう日本では、
打ちたい人だけ、自由に打てばいい、他の
先進諸外国に比べて、10倍以上も結核の発症が
多い事実は、ワクチンによって、
疾病が誘導されていることを
如実に示しています。
じゃ、「がん」は???
同じです。
ワクチンによる免疫撹乱は、がんの成長を促す、
西洋医学では、そのように考えるのです。
え?! 私、医者だけど、そんな話は聞いていない、
と、あるお医者さんが、おっしゃってましたが、
そうです、日本のお医者さんは、西洋医学の
一部しか教えてもらっていないのです。
ポリオ騒動(6)
2010.4.5.
感染症を起こすと考えれてきた病原性の
バクテリア(菌の一種、バクテリアではない菌もいます)や
ウイルスなどは、常在性のもの、つまり、普段から体内に
ごく普通に存在するものが結構います。
ポリオ、MRSA、溶血性連鎖球菌、緑膿菌、あるいは、
「死のウイルス」多くの日本人の最期にとどめを刺している、
とも言われるサイトメガロII型ウイルスなどなど、
まだまだ沢山います。
コレラやアミーバ赤痢など、土壌に常在しているものは
ひとたび、感染すると暴れます。 こういった生物にとって
人間の体内は、異様な慣れない環境なのであり、
必死に戦おう、生き延びようとします。
これらの土着の病原体は、その土地へ行かなければ
滅多に感染せず、仮に、発生地域以外で染されたとしても、
大抵の場合は、すぐに沈静化します。
逆に、これらの病原体は、地元では無敵です。
塩素消毒なんか平気です。
塩素消毒に使われる次亜塩素酸ソーダやカリは
「塩」からつくるのですが、世界最大の塩田をもつ
三菱商事にとっても、国際戦略商品でした。
世界中の水道に次亜塩素酸を入れる、のです。
当初から大量に売れたのはビバリーヒルズでした。
お金持ちがプールを持っているのですが、
砂漠に作られた町ですから水は入れっぱなし。
そこで腐らないよう、信じ難い量の次亜塩素酸を入れるのです。
まあ、メイクで全身、色んな「塗料」をコテコテに塗りたくって平気な
猛者でないと映画俳優なんかやれませんから、塩素水の中で
泳ぐくらい、平気なんでしょう。
都市型の菌は、大腸菌に代表される人間由来のものが多いわけです。
これらは、人間の中にいるのが「普通」なのに、「原野」に放り出され、
おっかなびっくりで生きているのです。塩素で簡単にやられてしまいます。
ですが、ワイルドな土壌菌はホームグランドでは強いのです。
塩素なんか、全く平気です。 ジャングルとか、アフリカの感染地域へ
行く日本人が塩素消毒剤や消毒容器をもっていくのですが、
見つけ次第、そんなんじゃ、やられる! と、警告してきました。
私の場合、もっと特殊な装置をもっています。
それ以外、鴨からやってくるインフルエンザもやっかいです。
エイズも、人間とか、サルとか、霊長類のウイルスではありません。
エボラも非常に特殊なものです。
コウモリの一部にみつかるのですが、、、、、、
通常、接触しないウイルスに、たまたま接触すると
時折、大騒動になります。
大きく分けると、元々、体内に常在、生息環境由来、他の生物由来、
で、これらに属さない非常に特殊なウイルスが、ワクチニア、エイズ、エボラなど。
相手によって対応も変えなければいけないのです。
元々、体内にいる「病原性」と呼ばれてしまった菌やウイルスに対して、
ワクチンなんか、投与してしまうと、どういう事態になるか、、、
(今日はここまで)
ポリオ騒動(7)
2010.4.8.
全ての人が、元々、体内に持っている ポリオウイルス
体内といっても、消化管の内側、つまり竹輪の穴ですから
体の外なんですが、ほんとうは。
そこへ大量のポリオウイルスの塊である生ワクチンを
投与したら、どうなるでしょうか。
ウイルスが大量にやってくれば、
免疫としても黙って見過ごせません。
過剰に存在する異物に対しては、
中和抗体がつくられます。
中和抗体というのは、ただ単純に
抗原にくっついているだけですので、
それでウイルスが破壊されるわけではありません。
問題は、この抗原・抗体複合体がどうなるのか、
ということと、抗体をつくるのに、免疫が動員されてしまう、
ということです。
前者の問題は、今日は棚に上げます。
さて、抗体をつくるB細胞に、「働け!」と指示する
ヘルパーTh2細胞と、キラーT細胞に、ウイルス感染細胞を
「やっつけろ!」と指示するヘルパーTh1細胞は、お互いに
勢力の「食い合い」をします。
Th1が勢力を増せば、Th2は衰え、逆もまたそうなります。
免疫力が、「楽勝」で余力十分であれば、
何の問題もありません。
ところが、結構、カツカツでその日暮らしをやっているところへ
「ほら、抗体つくれ、ワクチン来たぞ!!!」とやられると
たまったものではありません。 普段、厳しい戦いを演じている
ところへ、余分な仕事をさせられるのです。
予防と言えば聞こえはいいのですが、
免疫システムが、「今、目の前にある危機」に対処している
劣勢の状態の時に、とりあえず、今は大人しくしている
ポリオの抗体をつくれ、というのは、余りにも酷なのです。
このくそ忙しい時に、勘弁してよぉ〜〜〜 と、免疫は
悲鳴を上げます。
どうするのでしょうか。
他の仕事の手を抜くのです。
決まった戦力を、どう振り分けるか、という問題なのですから。
こうして、抗体つくりに精を出すと、ヘルパーTh1勢力は弱まり、
キラーT細胞は、サボるようになります。
そのとき、何もなければいいのですが。
たまたま、ウイルス感染細胞の増殖を辛うじて止めている
ギリギリの状況だったとしたら、キラーT勢力の引き揚げにより、
ウイルスは活発な増殖モードに入ることもあります。
何のことはない、余計な抗体をドカドカ無理矢理つくらせたために、
ウイルス感染細胞を殺すべきキラーT細胞にエネルギーが廻らなく
なってくると、元々いたウイルスが増えるのです。
かくして、ウイルス感染症の発症となります。
1980年を最後に、ポリオの自然感染は発生していません。
ところが、生ワクチン接種者が感染を起こすことは後を絶たず、
また、更に具合の悪いことに、ワクチン接種者の排便中に、
強毒性のウイルスが含まれており、二次感染する人も後を
絶ちません。 一般に、弱毒化、ウイルスの毒性を弱めた上で
ワクチンにし、その弱毒株が、再び、強い毒性を持ったものを
リバータントといいます。
この再強毒化が起こったのかもしれませんが、
元々、体の中にいたウイルスは、当然、野生の強毒性です。
これが増えたのであれば、でてくるウイルスが強毒性なのは
当然です。
ポリオ騒動(8)
2010.4.13.
日本は、GHQのご指導に基き、
ワクチンは正しい、という「常識」が蔓延し
国民の殆ど全員が疑いもせずに
ワクチン投与を受けてしまってきた
世界で唯一の非常に珍しい国です。
小さな子供に、次々とワクチンをうちますが、
西洋医学では、どのように考えるのでしょうか。
まず、小さな子供は、免疫が弱いわけです。
満足に、免疫応答ができません。
成長につれ、力がつき、自力で体内の
余計なものを追い出せるようになると
熱がでたり、発疹が出たり、急性の症状を
示しながら、体の中を綺麗にして
健康になっていきます。
急性症状を発症するとき、よく、菌やウイルスの
増殖を伴いますので、それで菌やウイルスが病気の
原因と考える「学派」が、西洋医学の中にも芽生えますが、
こういう考え方は、伝統的西洋医学に反するものです。
そもそも、多くの病原菌や病原性ウイルスと呼ばれてきた
ものは、免疫力の弱い幼い子供の体内に、常に、大量に
存在するのです。 菌やウイルスが病気の原因なら、
そんなものは体内に、五万どころか、五兆、五十兆と
いるのですから、子供が生きていることは説明がつきません。
母親から抗体をもらうから、といっても、菌やウイルスは
大量に存在し、いくらでも増えることができます。
抗体など、あっという間に尽きてしまうはずです。
さて、まだ、子供が自力で体内の余計なものを追い出す力が
十分につく前に、ワクチンを投与するわけですね。
急性症状=病気と考える「学派」からすれば、急性症状を
防ぐために、先にワクチンをうたなければ、と考えるわけです。
ところが、免疫力、不十分の子供にワクチンを投与すると、
子供の免疫は、霍乱されてしまいます。 余計なものを出す能力が
低いのに、余計なものを大量に入れられたのです。
抗体が満足にできない場合もありますが、できたらできたで、
そちらの方が大変です。 抗体はどこへいくのでしょう。
ワクチン抗原に結合した中和抗体は、行き場がないのです。
まだ、体の外へ出す能力が低い子供にワクチンをうってしまうと、
抗原・抗体複合体を効率よく体の外に出せないのです。
やむなく、無用の抗原・抗体複合体を、体の一部に集めたり、
溜めたりします。 肺の粘膜に溜まってしまうと喘息になります。
間接に取り込まれてしまうと、中々、排出されず、将来、リューマチの
原因になったりします。 ニワトリの卵で増殖させたウイルスを用いる
ワクチンの場合、当然、ニワトリの卵に過剰反応する体質になって
しまい、アトピーになっていきます。 子供のアトピーが異常に多く、
しかもその多くが卵に反応するのは何故でしょう?
排出力の弱い子供に卵の成分を無理矢理投与し、
しかもその際、免疫系の作動を誘引するよう、強力なアジュバント
(免疫刺激物質、要するに毒)を加えているのです。
水酸化アルミなんか加えられたら、長期間、体内に留まり続けます。
こうして、不要の抗原抗体複合体を集める最終手段。
それは、寿命をなくし、いつまでも必要に応じて増え続ける細胞です。
死んでしまっては、折角集めた不要の物が、再び飛び散るので、とりあえず
細胞内に取り込むだけ取り込んで、じっと死なずにいるのです。
NK細胞に殺され、小さな泡の集団となってから、マクロファージに
貪食されるのは構わないのです。マクロファージの死骸とともに
集めた不要の物も、体外へ排出されますから。
余計なものを集め、体を守る仕組み。
それが、「がん細胞」と呼ばれるものです。
これが、日本人には教えてくれない、
西洋医学の基本的な物の考え方です。
ポリオ騒動(9)
2010.4.27.
随分と間があいてしまいました。
一度、整理しますと、
「ポリオウイルスは常在性」
つまり、人間だったら、ごく普通に、お腹の中に
ポリオウイルスが存在します。
いくつか型があるのですが、殆どの型がみつかります。
但し、「日本は、殆どの国民がポリオ生ワクチンをのんでる」
世界で唯一、「奇行」を行っている国です。
そのため、元々、お腹にいたのか、ワクチンによって口から
入ってきたウイルスなのか、判別が難しいので、
ヨーロッパの報告を基に、「常在性」と考えられています。
元々、体内に、ウイルスがいるんですから、ワクチンのんでも
しょうがない、こういう常識的な考え方が通じないのが、
日本なのです。
「ポリオウイルスが原因で小児麻痺になるんだったら、
人類は全員、小児麻痺になるはず」なのです。
ポリオウイルスが外からやってきて感染するから小児麻痺になる、
そういうイメージが広がってしまったのです。
ですが、ウイルスは、普段から、お腹の中にいて、
まず、そう滅多なことでは問題にならないのです。
第二次世界大戦後、世の中が不安定で精神的にも
栄養的にも、大変、厳しい状況が続いた時期に、小児麻痺が
大量発生します。 ところが、1960年頃には、概ね、発生は収まっています。
1960年というと、私が生まれた年なのですが、所謂、国民所得倍増計画
高度経済成長が始まった年です。 消費は美徳とされ、環境破壊と
エネルギーの大量消費が「正しいこと」として推進され、
無駄な浪費こそ、経済を成長させる、それが経済学の成果とされました。
次々に、公害問題が噴出する中で、1970年には、
「人類の進歩と調和」の祭典EXPO70が開催されます。
こういう時期ですから、決して、精神的に安定している、どころか、むしろ
暴走している時期だったと考えますが、栄養面では、
不足を通り越して、過多になっていった時期です。
もっとも、加工食品が増え、肉食が普及し、栄養の内容は
悪化していきます。
小児麻痺が頻発していたころは、ニュースにもならず(他の病気も多かったのです)、
ほぼ、おさまってから、たまに患者が出ると、大騒ぎします。 100年前にも流行したのと
同じ型のウイルスを「新型インフル」と呼び、大騒ぎするようなものです。
緊急にワクチンが必要ということで、三菱商事が、ロシア製ワクチンを輸入し、
その時いただいた感謝状を見せられながら、君も、こういう仕事をしていくんだ、と
「教育」されました。
そして、1980年を最後に、国内ではポリオウイルスの自然感染はなくなっています。
ところが、1980年以降も、ワクチン由来の感染や、二次感染の発生が、
続いています。 厚生労働省も、1980年以降、ポリオウイルス感染症の
原因は、全て、ワクチン由来であるという事実を認めています。
じゃ、なぜ、ワクチン続けるの? という素朴な疑問に対し、
いやあ、海外ではまだ、自然発生もあるから、という回答がなされています。
世界からみれば、日本こそ、未だにワクチンを通じて、ウイルスをばら撒いている
世界唯一の国なのです。 また、自然発生しているのは、貧困と飢餓に瀕した地域
であって、日本とは事情が異なります。
日本でも失業して、食うに困る、という人が増えてきましたが、
飢餓状況とは、困っている次元が違います。
生ワクチンは危険だから、という理由で、メディアが主導する世論は、
不活化ワクチンの導入を求めています。
ここまでが、「常識的」な話
なんでもかんでも、ワクチンを、という風潮と、
がんにまで、がんワクチン、というブームには、
共通する「ムーブメント」が、関係しています。
次回以降、不活化ワクチンが、がん細胞の餌になる話を
少しずつ、展開し、休日には、時事ネタで、ポーランド大統領専用機
撃墜事件について、触れていこう、と考えております。
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