http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/778.html
Tweet |
東国原宮崎県知事はおかしくないか?
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/754.html
投稿者 taked4700 日時 2010 年 7 月 14 日 03:12:05
の第2弾目です。
7月13日の日記に次のような個所がある。以下、http://ameblo.jp/higashi-blog/より部分引用:
良く言われる質問・・・・・「この特例を認めると、今後リングワクチンをしようとする場合、拒否される農家が出て来て、防疫対策上如何なものか?」
答・・・・・「まず、二度とリングワクチンを強行しなくて済むような、徹底的な初動防疫・防疫対策等のマニュアル化・法制化が必要。次に、もし仮にリングワクチンをしなければならないような事態が生じた場合は、国が責任と強い強制力を持って行うことが出来る法整備を急ぐこと・・・・」
以上引用終わり。
まず、これは問と答えになっていない。特例を認めることがどんな効果を防疫対策に与えるかを聞いているのに、それに答えていない。
次に、マニュアル化・法制化が必要だと言っているが、どんな点が不備だったかについて、まるで全体が不備だったというような印象を与える言い方であり、宮崎県の責任を回避している。かなり報道のあった「埋却地の確保が大規模農場が増えた結果できないので埋却を農家の責任にするのは現状に即していない」ということなら、理解できるが、「徹底的な初動防疫・防疫対策等のマニュアル化・法制化が必要」というのはあまりに大雑把な言い方で、当事者であった知事なら、もっと具体的な指摘ができなくてはいけない。具体的な指摘ができないということは、自ら宮崎県の初動体制が手抜きだったことを認めたくないからではないか?
1.2000年の口蹄疫の教訓、つまり、典型症状であるよだれや水疱が出ないという教訓は、どうして生かされなかったのか?つまり、宮崎県の獣医師会で、そのことの検討はしなかったのか?県の家畜衛生保健所でそのことを各農家や獣医師へ文書で伝えることはしなかったのか?そもそも、今年の韓国や台湾の感染を受けて農林省から注意喚起の文書が来ていたはずだがそれはどう処理したのか?
2.2000年の口蹄疫感染を受けて、マニュアル化されたはずだが、どうして、典型症状が2000年の時は出なかったことが記されていなかったのか?マニュアルに帰されなかったのは国の責任なのか県の責任なのか?
3.現行法のどこが不備なのか、もっと具体的に指摘するべき。鹿児島大学の岡本教授は現行法で十分に対処可能であったと書かれている。埋却処分地の確保を農家に義務付けていたことが現状に合わないこと以外、現行法のどこが不備なのか、疑問だ。
4.県の対応する部分が丸々抜け落ちている。もともと、口蹄疫などの疫病は、県単位の対応が基本だ。市単位だと、簡単に行政範囲を超えて伝染してしまうので、無意味だし、国単位だと、現状把握が難しい。結局県単位でやるしかないことは自明の理なのに、東国原知事は県の対応について、法改正でどんな対応ができるようになるべきなのかさえ述べてはいない。
5.自分のほかの記事でも繰り返し指摘しているが、1例目と6例目(水牛農家)の共通であった飼料会社は、他の農家へは飼料を配っていなかったのか?1例目の飼料会社と同じ飼料会社が6例目に入っているということで立入検査を県はしている。ならば、他の農家には行っていないのか?こういった基本的な情報さえ県や国は情報公開していない。もし、本当に口蹄疫被害を繰り返さないというなら、初期の防疫活動においてどんなやり取りを国と県がやっていたのか、それをまず公開するべきだ。いったいどんな防疫活動を県や国はしたのか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 口蹄疫・新型インフル02掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。