06. taked4700 2010年7月25日 20:46:23: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc 4月20日時点で10件以上感染が拡大していたというのは、4月20日以降の発見例がかなり規則正しく南下していたことから考えても、矛盾していると思います。以下に、自分が6月5日に投稿した記事:「宮崎での口蹄疫感染広がりが故意に仕組まれたものだと言う証拠」 http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/682.html から、関連部分を引用します。 (6). 感染の広がり方が、あまりに規則正しいこと。初期の感染の広がり方を見ると、あまりに規則正しいことが分かる。牛の潜伏期が平均6日、豚の潜伏期が平均10日とされるので、防疫体制が作られる4月21日以前の感染は、牛は4月26日までに、豚は4月30日までに症状がでたものになるはずだ。これらは平均の潜伏期なので、牛・豚ともに4月中に症状がでたものを防疫体制が作られる前の感染とみることにする。すると、15例目までが自然状態での感染例とみなせることとなる。川南町の感染例で固有名詞が出ている宮崎県畜産試験場川南支場を基準地点にとると、第1例目から南東約6kmにあるとされるので、第1例目の農場は荒崎山のあたりにあると分かる。6例目とされる水牛農場もこの荒崎山のあたりで、1例目よりも川南町から遠ざかる方向に600m離れた地点にある。 1例目と2例目は位置情報が公開されていない。3例目からは位置情報が公開されているので、それを以下に示す。特に示さない限り全て1例目からの距離のみを記す。 3例目:南約3.4km 4例目:南東約3.4km 5例目:南東約3.4km 6例目:北西約600m(実質的な一例目) 7例目:南東約3.5km 8例目:2例目から北東約2km 9例目:えびの市の感染例 10例目:南東約6km(豚の感染1例目) 11例目:南東約3.4km 12例目:南東約4km(豚の感染2例目) 13例目:南東約6km(豚の感染3例目) 14例目:南東約6.5km(豚の感染4例目) 15例目:南約8km なお、2例目は3例目から南へ約400m離れていると言うことなので1例目から南へ約3.8kmとみなすことができる。以上の例から南及び南東側のみを抜き出し、症状を観察した日付から逆算したウィルス感染日を記すと次のようになる。 2例目:南約3.8km(症状観察は4月20日、ウィルス感染日:4月14日) 3例目:南約3.4km(症状観察は4月20日、ウィルス感染日:4月14日) 4例目:南東約3.4km(症状観察は4月21日、ウィルス感染日:4月15日) 5例目:南東約3.4km(症状観察は4月22日、ウィルス感染日:4月16日) 7例目:南東約3.5km(症状観察は4月24日、ウィルス感染日:4月18日) 10例目:南東約6km(豚の感染1例目)(症状観察は4月27日、ウィルス感染日:4月17日) 11例目:南東約3.4km(症状観察は4月28日、ウィルス感染日:4月22日) 12例目:南東約4km(豚の感染2例目)(症状観察は4月29日、ウィルス感染日:4月19日) 14例目:南東約6.5km(豚の感染4例目)(症状観察は5月1日、ウィルス感染日:4月21日) 15例目:南約8km(症状観察は4月30日、ウィルス感染日:4月24日) つまり、2例目と10例目を除くと、次のようになり、推定感染日との齟齬は多少あるものの、基本的にはきれいに1例目から 順次感染が南下していると見ることができるのだ。 3例目:南約3.4km(症状観察は4月20日、ウィルス感染日:4月14日) 4例目:南東約3.4km(症状観察は4月21日、ウィルス感染日:4月15日) 5例目:南東約3.4km(症状観察は4月22日、ウィルス感染日:4月16日) 7例目:南東約3.5km(症状観察は4月24日、ウィルス感染日:4月18日) 11例目:南東約3.4km(症状観察は4月28日、ウィルス感染日:4月22日) 12例目:南東約4km(豚の感染2例目)(症状観察は4月29日、ウィルス感染日:4月19日) 14例目:南東約6.5km(豚の感染4例目)(症状観察は5月1日、ウィルス感染日:4月21日) 15例目:南約8km(症状観察は4月30日、ウィルス感染日:4月24日) しかし、自然状態での感染は、空気感染(つまり、飛沫感染)、人やものの移動に伴う感染、ハエなどの昆虫や小動物による感染などがそのまま反映されるので、ある程度の乱雑さを伴うはずだ。そうであれば、以上のようなきれいな並びはあまりにできすぎているように思う。更に言えば、口蹄疫の感染が確認され、防疫体制が敷かれた4月21日以降に感染したことがほぼ確実な5月になってからの感染確認事例が、却ってランダムな分布になっているが、防疫体制が敷かれると感染ルートがたとえば空気感染のみに絞られたりしてランダムにはならないはずであり、このことから言っても今回の感染の仕方は奇妙だ。 以上引用終わり。 上のように、全てが6例目から感染拡大が始まったかのような見せかけがされているのでは? ともかく、上の事実を4月20日時点で10件以上の感染広がりがあったということは明確に矛盾する。4月20日時点で10件以上にも拡大していたら、もっと別の広がり方をしていたはずだ。そもそも、4月20日時点で、どこの農場に拡大していたというのか、それさえも明らかになっていないのではないか? 更に言えば、豚への感染確認が10例目だし、3月中旬に感染していたとされる水牛農家にも豚はいたが、感染確認当時、豚について感染確認をしていないし、豚を処分対象にもしていない。 そのことは、公的に述べられている。http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei10.htmlよりコピー: 6例目の疑似患畜について (1)確認場所 児湯郡都農町大字水洗に所在する水牛・豚飼養農家 (水牛42頭、豚2頭) 当該農場は、直線距離にして1例目の農場から北西約600mに位置 (2)確認の経過 平成22年4月22日、1例目の飼料関係の疫学関連農場として、立入調査を実施。 調査の過程で、農場主からこれまでの臨床症状の聞き取りをもとに血液5検体を採取すると共に、別の検査で3月31日に採取していた検体、スワブ3検体と併せて計8検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。 4月23日夕刻、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)でスワブ3検体中1検体(1頭分)で陽性との連絡を受け、疑似患畜と決定した。 3 当面の措置 確認農場において、飼養牛全頭の殺処分、汚染物品の埋却、畜舎の消毒等を実施予定。 以上コピー終わり。 豚が2頭いたが、検査もしていないし、処分対象にもしていない。「飼養牛全頭の殺処分」としているだけ。
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