http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/754.html
Tweet |
7月13日の日記に次のような個所がある。以下、http://ameblo.jp/higashi-blog/より部分引用: ただ今回、本県は国と協議して、念には念を入れるため、発生農場から3km以内はサンプル抗体検査、3km〜10km圏は目視検査で安全性を確保している。まぁ、これは特例と言える。因みに、抗体検査はその専門性から国にしか出来ない。 良く言われる質問・・・・・「この特例を認めると、今後リングワクチンをしようとする場合、拒否される農家が出て来て、防疫対策上如何なものか?」 おいおい、ほとんど感染拡大に対する防疫措置をしないで、感染拡大を広めたのは宮崎県、それも宮崎県の役人であり、その責任者はあなたですよ。それを、国と協議してと言っているが、国と対等な立場なら、処理費用の1000億円の半額は宮崎県が県民の税金から負担すればいい。 そもそも、6例目として感染確認された水牛農家について、農林省のサイトには次のように書かれている。http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100423.htmlより引用: 農林省の記述で、わざわざ、「宮崎県が、、、を実施しました」と書いてある。つまり、疫学関連農場として宮崎県が自らの判断でこの水牛農家を検査したはずなのだ。しかし、もともと、この水牛農家は3月の時点でおかしな症状が出ていた。だから、水牛農家自体も、また、その農家の獣医師も、4月20日の口蹄疫発生というニュースを見て、すぐに宮崎県の担当部署へ連絡しているはずだ。もし、連絡がなかったと言うなら、それ自体が非常に不自然なことだ。更に、一例目と飼料会社が同じだと言う理由で立入検査をしたのなら、他に同じ飼料会社を使っている農場はなかったのだろうか? *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<48>>
東国原宮崎県知事はおかしくないか?
農水相会談
記者の質問・・・・「16日の移動制限を解除するためには、もっとキチンとした科学的根拠が無ければ、隣県や他都道府県に理解が得られないのではないか?」そんな意味の質問だった。
答・・・・家伝法に基づく防疫指針において、移動制限項目は、「発生の確認後速やかに規制し、その制限期間は原則として最終発生例の殺処分完了後21日間とする」、これのみである。
よって、16日予定の移動制限解除は、防疫指針に基づき、薦田氏の種牛6頭は目視検査で解除は出来るのである。ただ、その時、国が何と言うか?である。
答・・・・・「まず、二度とリングワクチンを強行しなくて済むような、徹底的な初動防疫・防疫対策等のマニュアル化・法制化が必要。次に、もし仮にリングワクチンをしなければならないような事態が生じた場合は、国が責任と強い強制力を持って行うことが出来る法整備を急ぐこと・・・・」
以上引用終わり。
いろいろ変な部分があるが、最もおかしいのは次の部分だ。
「ただ今回、本県は国と協議して、念には念を入れるため、発生農場から3km以内はサンプル抗体検査、3km〜10km圏は目視検査で安全性を確保している。まぁ、これは特例と言える。因みに、抗体検査はその専門性から国にしか出来ない。」
「(1) 4月22日(木曜日)14時、1例目の農場と利用している飼料会社が共通である疫学関連農場として、宮崎県が当該農場の立入調査を実施しました。
(2) 立入検査時においては口蹄疫を疑う臨床症状は認められませんでしたが、農場主からの過去の臨床症状の聞き取りや、疫学関連農場であることを踏まえて採材を行い、また、別の検査で3月31日に採取、保存していた検体と合わせて、(独)農研機構動物衛生研究所に持ち込みました。」以上引用終わり。
そして、宮崎県のサイトには同じ事例について、次のように書いているのだ。http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/h22koutei10.htmlより引用:
「平成22年4月22日、1例目の飼料関係の疫学関連農場として、立入調査を実施。
調査の過程で、農場主からこれまでの臨床症状の聞き取りをもとに血液5検体を採取すると共に、別の検査で3月31日に採取していた検体、スワブ3検体と併せて計8検体を動物衛生研究所 海外病研究施設(東京都小平市)に送付した。」以上引用終わり。
つまり、宮崎県の担当部署がそもそも、今回の口蹄疫感染について非常に不自然なことをやっているわけだ。3月の時点で宮崎県へその水牛農家から連絡が行き、それを見逃していたのは宮崎県の担当部署だ。そして、国の担当部署も、そして、政治家の何人かも非常におかしな対応をやっていて、県と国という行政全体が故意に起こした口蹄疫感染であったはずだ。
少なくとも、今現在は国の対応はまともなものになっている。未だに、その対応が、“口蹄疫を故意に引き起こした仲間だから互いになあなあでやりましょう”と言う状態なのが東国原宮崎県知事なのだ。口蹄疫で苦しんだ農家を直接県民として抱えている県知事がこれでいいのだろうか?更に、今回の処理費用は広く国民全体の税金から1000億円ほどが使われるはずだ。いい加減に早く正常化してもらいたい。
そして、隣県である鹿児島県に住んでいる身として、非常に今回の宮崎県及び国の対応はおかしく、大変に迷惑だったことを付け加えておく。僕自身としても嫌だったし、鹿児島の畜産農家の方々も大変だったし、今も大変だ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 口蹄疫・新型インフル02掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。